from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

久しぶりに小津安二郎作品の映画を見てみた

息子が立てる音で目が醒めた。2時だった。何をしているのか見に行くと、洗濯機を回していた。夜中だから止めるように言うが、言うことを聞かなかった。ベッドに戻っても、しばらく寝れなかった。

7時15分頃に起き、顔を洗い、着替えて、散歩に出た。快晴で、気温18℃ぐらい。

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8時20分頃に帰ってきて、スクランブルエッグとバナナと牛乳で朝ご飯。

久しぶりに小津安二郎作品の映画を見てみた。小津安二郎が脚本を書いていたが自身が映画化にできず田中絹代が監督をした『月は上りぬ』から。女性が活躍する作品だが、男の支配から抜け出せない。家政婦のように働くことになるが可愛がってあげるというようなことを言われても、大好きと答える節子。それから、『麦秋』。家族に反対されながら、子どもがいる男を結婚することを決意する紀子。

昼ご飯を食べてから、『晩春』も見た。こちらの紀子は結婚を勧められても父親が心配で結婚をせずにいたが、父親が再婚をすると言ったことでやっとお見合い相手と結婚する。笠智衆は二作品で紀子の父と兄を演じている。『晩春』での批判が影響しているのか?杉村春子のコミカルな演技は秀逸。

昭和の時代が懐かしい作品を見たが、自分が生まれた貧村の生活とまったく違う世界の話。田舎ではこれらの映画で取り上げられているような葛藤はなかった。選択の余地はまったくなかった。

5時頃に武蔵関公園まで散歩に行った。

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スーパーで買い物をして、6時頃に帰宅。

しらすとキュウリの酢の物と、麻婆豆腐を作って、ブリの刺身を出して、夕飯。

夕飯後、息子はシャワーを浴び、焼肉店のアルバイトに行った。

東京物語』も見た。