6時半過ぎに起きた。雨は降ってなかったが、曇り空のままで、外気温は20℃程度のようだった。
コーヒーを淹れ、しばらくテレビを見て、論述基礎の想定試験問題の5つの解答の推敲を始めた。
朝ご飯を食べた後、11時半頃に試験開始ボタンを押した。予想通り5つのうち1つの問題で、すでに作成してあった解答をコピペし、さらに推敲した。15分ほどの推敲で提出ボタンを押した。
雨が降ってないようなので、映画『ドライブ・マイ・カー』を見に行くことにして、予約した。
1時過ぎにうちを出た。吉祥寺駅前の駐輪場に自転車を置き、商店街に行くと、思った以上に人出があった。緊急事態宣言中ではあるが、ずっと雨で出歩いていなかった人が買い物等で外出したんだろう。
ダイソーに寄って、日本画のスクリーニング授業に必要なトレーや皿を買ってから、松屋で牛丼を食べた。
映画館に行って、発券をしたが、まだ入場できないようで、案内を待った。2時25分頃になって、入場できた。一つおきの席ではあったが、思った以上に観客がいた。
奥さんが死んだ後の話かと思ってたら、ベッドで奥さんが語る話を主人公の演出家兼舞台俳優が聴いているところから、映画は始まった。奥さんはすでに亡くなっていて、フラッシュバックで過去が途切れ途切れに出てくるのが多いのに、時系列に過ぎていくだけの映画だった。
ストーリーの展開の中で『ゴドーを待ちながら』と『ワーニャ叔父さん』の多言語演劇が出てきたが、これはなかなか見応えがあった。
主人公がうまく行っている日常が壊れるのを恐れて、不都合な出来事を心の中にしまったまま生きてきたことを悔やむが、それほど納得できないようなことで、また生きていくことになるが…
駅前に戻ってくると、日が暮れていたが、通りかかった居酒屋がちょっと驚くぐらいに混んでいて、感染が心配になった。
ロンロン市場で、寿司を買ってから、7時過ぎに帰宅。郵便受けを覗くと、昨日Amazonで注文した『若冲』が届いていた。なんと、帯に「祝！直木賞受賞」とあった。裏表紙の方の帯には、「正賞は懐中時計、副賞は100万円です。」と。今どき100万円ぼっちかと思わざるを得ない。
味噌汁を作って、買ってきた寿司で夕飯。
