from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

フィレンツェからベネチアに移動した

今朝も4時頃に目が覚め、そのまま眠れず。

6時半過ぎに妻が目を覚ました。息子も7時頃に目を覚まし、横になったまま、iPhoneで動画を見だした。

7時40分頃にホテルを出て、ウフィツィ美術館に向かった。朝は気温が低くて、気持ちが良い。8時前に美術館に着いて、ガイドツアーの集合場所を確認して、朝食が取れるカフェを探した。美術館近くの広場の向こう側に屋外の席の準備をしているのが、目に付いて、行ってみた。すぐにサービスを始めるので席に着いても良いと。コーヒーとジュースはすぐに来た。しばらくして、食べ物が来たが、食べきれない量だった。

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8時45分が集合時刻だったので、10分前に行ってみたが、ガイドツアーの人は見つからなかった。それで入場のラインに並んでいると、女性があっちのゲートだと言うので、行ってみた。ガイドツアーの人らしい男性にバウチャーを見せると、このゲートで良いと言わたので、ラインに並んだ。ラインの先頭に来てバウチャーを渡すと、ちょっと待てと言われた。待っていると、元の集合場所に連れて行かれた。しばらくして、ガイドの女性がやってきたが、まだ2人来てないので、待ってと言われた。やっと夫婦がきたが、英語のガイドではダメだと言っているようだった。ガイドの女性が確かめると、やはり英語のガイドだと言うが、夫婦は諦めなかった。仕方なく、女性は2か国でガイドすることにして、美術館に入った。最初のコーナーは宗教画の変遷がわかる絵が展示してあった。その後、ボッティチェッリプリマヴェーラとビーナスの誕生を見ると、絵が鑑賞の対象になったことがわかる。ミケランジェロの聖家族などを見て、レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知。不思議な絵で、見る位置によって少し違って見えることをガイドが説明していた。最後はカラヴァッジョのバッカス。この作品は東京でみていたので、懐かしい感じ。11時過ぎにガイドが終わった。妻と息子は椅子に座り込んだ。

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それからゆっくり歩いて、ホテルに戻った。ホテルに着くと、鍵は部屋に置いておけと言われていたので、インターフォンのボタンを押して玄関のドアを開けてもらった。フロントに行くと、まだ学生らしい女の子二人がいた。部屋から荷物を出して、支払い。

12時過ぎにホテルを出て、ランチを食べるところを目指した。妻が歩道に小綺麗な席があったレストランでランチを食べようと提案。従って、席に着いた。まず飲み物を注文し、傍らを過ぎて行く馬車などを眺めて時間を過ごした。息子がステーキを食べたいと言い、妻が1kgのTボーンステーキを頼んだ。ウエーターに食事の用意が出来たと言われ、エアコンの効いた室内に移動。かなり待って、ステーキが運ばれ来て、ウエーターが肉を切り分けてくれた。味はシンプルで美味しかった。息子はTボーンも齧って、満足げだった。まだ時間があったので、デザートにアイスクリームを頼んだ。息子はチョコレートのアイスクリームが素晴らしいと、感激して食べていた。

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駅には発車時刻の30分前に着いたが、まだ発車ホームが表示されていなかった。15分前にようやく番号が表示され、ホームへ。ホームの入り口で検札を受け、入車してくる電車を待った。やってきた電車に乗ると、ほぼ満席だった。電車は定刻に静かに発車した。車窓の景色に見飽きて、いつの間にか寝ていると、車掌におこされた。このリュックサックはあなたのではありませんかと聞かれた。中にパソコンが入っていたので、妻を起こした。妻のリュックサックではないと確認し、違うと告げた。

電車の両側の風景が海になった。終点のヴェネチア駅に着き、中央出口を目指した。駅を出ると、凄く混雑していた。バス旅行で知り合った中国人夫妻がここヴェネチアで500ユーロをすられたと言っていたので、リュックサックを前にかかげ、iPhonegoogleマップの案内を頼りにホテルを目指した。複雑な経路だったが15分ほどでなんとかホテルに辿り着いた。

チェックインし、これからガイドツアーのためにアカデミア美術館に行かないといけないと言うと、歩いて45分ぐらいかかるけど、タクシーだと20分ぐらいで行けると言われた。タクシー?と思いながら、値段を聞くと、80ユーロと聞こえたが、歩きたくない妻はタクシーを呼んでと伝えた。部屋に案内され、妻に80ユーロと言われなかった?と聞くと、18ユーロじゃないのと言う。

すごいいい大きな部屋で、ベッドが2階のロフトにあった。

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部屋で寛いでいると、電話がかかってきて、タクシーが来たと。フロントに行くと、親子がいた。タクシーの運転手だと言うのて後をついていくと、運河にボートがあった。船内は6名座れる席があるリムジンのようなボートで、息子が喜んだ。

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リッチな気分で、美術館まで20分ほどのクルージングを楽しんだ。料金は70ユーロだった。支払って、上陸。

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ガイドツアーで指定されていた美術館の入り口に行ってみたが、まだ案内のひとがおらず、その辺を散歩。集合時刻の10分前に戻ると、ガイドツアーの案内の女性がいて、受け付けチェックをやっていた。名前を告げ、ワッペンを受け取った。出発は20分後だと言うので、また散歩。

6時半頃にガイドツアーが始まった。ガイドの女性の英語はイタリア訛りで聞きづらかった。歩きながら建物や運河にかかる小橋などの説明を受けた。ところどころ有名人とヴェネチアのエピソードを交えながら。1時間半ほど歩いてガイドが終わり、ゴンドラ乗り場に案内された。

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ゴンドラは5人乗りで、オランダ人ぽい女性二人と一緒に乗った。ゴンドラはしばらくして、狭い運河に入って行くが、漕ぎ手の男性は片手にスマホを持ってだまって漕いでいた。

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30分ほどで上陸し、レストランを探した。運河近くのレストランにいってみが、高かったので、運河が見えないレストランにした。息子がロブスターのパスタ、妻が魚介のリゾット、私は海老の焼き物にした。味はどれも美味しかったが、値段は高めだった。

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食べ終わると、9時半を過ぎていて、船のバスの乗り場を探した。乗り場に行ったが、誰もいなかった。すぐに男性がやってきて、チケットをチェックマシンにかざしたので、妻がそのチケットはどこで買うのか、聞いた。このマークがある場所と言われた。どこなんだと思っていると、この乗り場には誰もいないから、チケットなしでも乗れるんじないのと言われ、船が到着するのを待った。しばらくしてやってきた船にすんなり乗船できた。船は混んでいた。ホテルに1番近い船着場に着いたのは10時15分過ぎだった。またgoogleマップを頼りにホテルを目指した。ホテルに着いたのは10時半頃だった。疲れて、すぐにシャワーを浴び、ベッドに横になった。

今日は贅沢な一日だった。