from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

私たちの前には、長い道のりが待ち受けています

samso2008-11-07

夜が明けると、弱い雨が降っていた。天気予報では午後一杯ぐらいは雨の予報だった。
出がけに息子を起こし、「学芸会で使う猿の衣装を先生に渡して、それでいいかどうか聞いといて」。「ハ~イ」と寝ぼけ顔で答えた。
外に出て下に降りて歩き出したとたん、携帯電話を忘れたことに気づいた。帰るかどうか一瞬迷ったが、駆け足で戻り、携帯電話を受け取り、駆け足のままバス停に向かった。息が切れかかったが、なんとかバスが到着する前にバス停に着くことができた。
電車を降りたときもまだ小雨が降っていたが、いつの間にか雨は止んでいた。
お昼に外に出たときはもう日が差していて、気温も上がっていた。最高気温23℃。
帰宅時も寒くはなかった。息子がR君と一緒に帰ってR君のうちで夕飯を食べることになっていたため、学童クラブに寄らずに帰宅した。
インターネットで「オバマの勝利演説」を聴いてみた。楽観的なことだけを言っている訳ではなかった。「ふたつの戦争。危機にさらされる惑星。100年来で最悪の金融危機。」「私たちの前には、長い道のりが待ち受けています。目の前の斜面は急です。目指すところに、1年ではたどりつかないかもしれない。大統領として1期を丸ごと使っても無理かもしれない。」。アメリカ国民はこの言葉をよく噛みしめたのかどうか、ちょっと心配。必ずよくするから、時間をくれ、あなたたちも努力してくれということだ。経済を立て直すには、長~いスロープを少しずつ少しずつ上っていくしかない。我慢できるのか。
筑紫哲也さんが亡くなられた。
妻と息子がうちに帰ってきたのは、11時前だった。息子は「ただいま~」と元気よく帰ってちょっと話をしたあと、すぐに寝室に行って寝てしまった。玄関にランドセルと手提げ袋が放ってあったため、起こしてリビングに持ってこさせた。またすぐに寝に行った。