from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

高値で輸入して、高額の保管費を使ったあげくに焼却

NHKニュース「農水省 汚染米焼却処分始める」。

農林水産省は、農薬に汚染されたりカビがはえたりしたコメが市場に流通しないよう、国が保管している輸入米などのうち、食用に使えないコメおよそ240トンを焼却処分する方針を決めています。焼却処分は3日から各地で始まり、このうち山口県下関市では、カビがはえているのが見つかった中国やアメリカからの輸入米およそ3.6トンを、農林水産省の委託を受けた業者が、保管されていた港の倉庫からトラックで運び出しました。そして、下関市内のゴミ処理場に運び入れ、焼却処分しました。焼却に立ち会った農林水産省の渡邉宏樹貿易業務管理官は「食用に使えなくなったコメはこれまで非食用として売却してきたが、消費者の不安を取り除くために処分を徹底し、食の安全の信用回復に努めたい」と話していました。農林水産省では、来月中には焼却処分を終える方針です。

時事ドットコム事故米流通先、新たに4業者=JT子会社は中華ちまきに加工−農水省

農水省は3日、現時点での事故米流通ルートの解明状況を公表した。JT子会社で中華ちまきに加工されて飲食店に出荷されるなど、新たに4業者に流通していたことが判明。「三笠フーズ」ルートの流通先業者は26都府県の392社となった。
新たに判明したルートは、米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市)と同「浅井」(名古屋市)が出荷した残留農薬メタミドホス検出の中国産もち米。米穀販売「西田米穀」(静岡市)を通じて41トンが(1)JT子会社の食品製造「ジェイティフーズ」(東京都品川区)(2)外食業「ミュープランニングアンドオペレーターズ」(同港区)(3)食品製造「アンゼンフーズ」(静岡県沼津市)に渡った。
また、アセタミプリドが検出された事故米が食品卸「国分」(東京都中央区)に渡っていたことが分かった。
中華ちまきは中華料理店や居酒屋に出荷されたほか、駅構内の売店でも販売された。業者は既に商品の販売を中止し、自主回収を始めている。