from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

小さな春、見つけた

samso2008-02-26

妻に抱っこしてもらってきた息子は眠いと、食卓の椅子の上で横になった。「ご飯!。早く食べた!」。ゆるりと起きあがった。
曇りの予報だったが、外に出ると青空が見えていた。寒い。保育園に着いて、息子の組の部屋に向かって廊下を行くと、立派な雛飾りがあった。支度を終え、帰ろうとすると息子が走ってきて、「さだいじん、かざった」。
鼻水は止まったと思っていたが、また出だした。今日もマスクをして出勤。電車を降り、日当たりがいい小学校の花壇の側を通ると、小さな黄色い花が目に止まった。近寄ってみると菜の花だった。
7時半に会社を出た。夕方から雨ということだったが、まだ降ってきてはいなかった。うちに何回か電話するが話し中。気温は低い。バスを降りるとポツリポツリ来た。うちに着くと、妻が帰っていたが、息子の姿が見えない。隠れているのかと探すと、毛布にくるまって寝ていた。電話を見に行くと、受話器が外れていた。
保育園の連絡ノートを見ると「今日は小学校を見学。いろいろな教室を見て真剣でしたよ。給食が楽しみのようです」。だが、最初の1ヶ月ほど、給食がなく、学童クラブに預けるために弁当を作らないといけないのだ。