from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

信号のところで乗ったんだよ

今朝は割と素直に起き、定刻にうちに出て、エレベーターに向かって歩いていくと、子どもはニヤッとしながら階段を降り始めた。そのまま、エレベーターに乗って降り、自転車置き場から自転車を出しているとやってきた。見えないフリをして自転車を漕ぐ。慌ててあとから走ってきた。信号待ちをしていると、後ろに乗ってきた。まだ知らないフリをして保育園に着くと、「しんごうのところでのったんだよ」と言った。
子どもの組の部屋に入ると、ロッカーの上に鬼のお面が置いてあった。凛々しいというより、角が一本のにやけた鬼顔だった。「じょうず?」「上手にできてるよ」。タオルを渡して、別の部屋に行ってお迎え時刻を書き、待つ。いつまで経ってもやってこない。外に出て窓から覗くと、あとからやってきた女の子とおしゃべりをしていた。もう行こうかと思った頃やってきて、「おはなししてたんだよ」と言い訳をした。うちに戻ってバス停に向かう頃には日が差してきたが、風が強く、寒い。
定時に会社を出て、妻に電話をすると「今、山手線。迎えに行くから、買い物してきて」。買い物をしてうちに着くと、まだ帰ってきていなかった。食事の用意を始めていると、ドアが開いて「ただいま〜」。「ママは?」「かいだん、あがってきた。ママはエレベーター」。「おなかすいた」と言って、買ってきたコロッケを勝手に食べ始めた。
夕飯が終わり、「つけて」と言ってきた。「えっ?」「ハイジだよ」「ビデオばっかり見るのはダメ。字の練習でもしたら」「かみがない」「あるよ」。ノートを渡すとぶつぶつ言いながら、書き始めた。
妻が眠いと言って先に寝室に行ったので、子どもに早めに「シャワーを浴びる?」と聞くと素直に「あびる」。9時過ぎには、妻と一緒に早めに寝た。