from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

ミニチュアは楽しい

samso2007-01-03

2回目に目が覚めたのは、8時。子どもが「おきて」と言うのと同時だった。
ちょっと早いが七草がゆを作った。
朝ご飯を食べ終わると「おそとにいきたい」。三人で何処かに行こうと妻を誘うが、「勉強したい」と。
晴れてきたので、子どもと二人でサイクリングに行くことにした。中央公園に行ってから、交通量の少ない畑道を南に行く。畑に植わっている野菜を教えながら。ハイキングをしている女性が「これは何ですかね?」と尋ねてきた。周りに腐りかけのタマネギがあったので、「たまねぎじゃないですか」と言いながら触ると里芋のようだった。子どもが「サイクリングしてるんだ」と女性に言った。女性が「ママはお家で、お掃除か洗濯をしてるのね」と答えると、子どもは「ちがうよ。おべんきょうするんだって」。
玉川上水まで行って、「戻ろうか?」と子どもに言うと素直に「うん、かえる」と答えた。子どもにしてみると一生懸命自転車を漕いできて暑くなってきたようで、「ジャンバー、ぬぐ」と言ってきた。こちらはまだ寒かったが。途中で「あっ、びーびーだん」と行って自転車を漕ぐのを止めた。「ちょっとまって」と言ってちょっと戻ってBB弾を探し始めた。「あった」と言って、直径が5mmほどの肌色のBB弾を差し出した。自転車に乗っていてよく見つけたものだ。「あれは何の木か分かる?」「わかんない」「トトロに出てきた大きな木、クスノキだよ」「くすのきか」。

「パパ、なにしているの?」「鳥がいたので、写真撮っている」「はやくして。おなかすいたから」「分かった」。

うちに戻ったのは12時過ぎ。お昼を食べ終わって、「お昼寝する?」と子どもに聞くと「まだ、げんき。どこかにいきたい」。
子どもと二人で吉祥寺に行くことにした。バス停に向かって歩いていると、お隣のおばちゃんと娘さんに出会った。「何処に行くの?」「きちじょうじ」「あら、今、吉祥寺に行って戻ってきたとこよ。歩いて行ってきたの。吉祥寺で何するの?」「オモチャみるだけ。バイバイ」。
八幡宮近くのバス停で降り、「神社に行くよ」と言うと、「じんじゃにいくの、いやだ」。無理矢理神社に引っ張っていって、少し覗いてから、駅前に向かった。

途中で立ち止まって動かないので、「行くよ」と声を掛けると、「○○ぐみの○○ちゃんがいた」「そうなの。よく分かったね」。
「なんでこんなところにいくの?」と言われながら、ロフトに入ってミニチュアの作り物を眺めたりしたあと、ユザワヤの9階のラジコンサーキット場に行って、しばしラジコンカーの走りを眺める。


そのあと、7階に降り、紙飛行機売り場に行った。「これがかっこいい」と「F-15Jイーグル&F-4EJファントムⅡ」を指差した。違うのにしたかったが、「これがいい」と言うので、しょうがなく買うことにした。
帰る途中で、今日は隣のおばあちゃんの誕生日だと妻が言っていたのに気がつき、花を買って帰ることにした。「これにしようか」「これがいい」「そのピンクのは花が開いていないから、これにしよう」「ぴんくがいい」「よくないよ」「こっちの方が綺麗だよ」「じゃあ、それでもいいよ」。
うちに戻って、「絵を描いていく?」と聞くと「うん」と言って、ケーキとおばあちゃんを描き、自分の名前と、「はぴばすでい」と書いた。その絵とお花を持って、妻とお隣に行った。
妻と子どもは、昨日来た知人宅で餃子パーティーをやると行って、夕方、出かけていった。8時頃に戻ってきて、「ただいま〜。ひこうきつくって」。「F-15Jイーグル」を作っていたら、風呂に入ったあと、「パパ、はやくおふろにはいってね」と行って寝室に行ってしまった。「F-15Jイーグル」が出来てから、見に行くともう寝てしまっていた。