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子育ての日々の断片を書き綴る

紅海のフェリー沈没事故

ロイター「紅海のフェリー沈没、船長が乗客残し避難=生存者」。

乗客1272人と乗員約100人を乗せたエジプトのフェリー「アル・サラーム98号」が紅海で沈没した事件で、生存者の証言で4日、船長が救命ボートで避難したことが明らかとなった。
乗客によると、同フェリーが2日夜に出港した後間もなく船内で火災が発生。船が傾きはじめたにもかかわらず、港へ引き返さずに紅海への航行を続けたという。
あるエジプト人生存者はロイターテレビに対し、乗客らが船長に火災を知らせたが、船長は心配するなと言ったと証言した上で「我々は救命胴衣を着ていたが、乗員は何も問題はないから救命胴衣を脱げと指示し、救命胴衣を取り上げた。船が沈みはじめると、船長は救命ボートで逃げた」と語った。
 別の生存者は「乗員は心配するなと言ったが、事態が悪化すると救命ボートに乗り込み、我々を船上に残して逃げた」と語った。