from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

愛国心(2)

論座小泉首相は外交哲学を語れ」(細谷雄一

ナショナリズムは、外交と結びついたときにその危険性を増す。他者との関係の中で、自己愛は増殖するからである。ナショナリズムは国内において活力の源泉となったとしても、対外行動においては攻撃性、膨張性、敵対性と結びつくことがある。それ以上に問題なのは、国内的な文脈で過激にナショナリズムを煽ることである。