from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

吉祥寺秋祭りを見に行った

samso2005-09-10

散髪するのを嫌がっていた子どもがようやく散髪屋に行ってもいいと言い出したので、気が変わらぬうちにと、朝早く近くの散髪屋に連れて行った。道すがら「怖くないからね。やさしいおじさんがやってくれるからね」と何回も言い聞かせた。その効果があってか、散髪屋に着いて、椅子に座っても怖がらず、ハサミが入っても神妙な顔つきをしてじっとしていた。ときどき横を向いたりするので、前を向くように散髪屋の奥さんがあやしてくれていた。
大丈夫そうだったので、順番待ちの椅子の上に置いてあった毎日新聞を読み出した。一面、二面、社会面のほどんどが選挙関連。武蔵野版も選挙のことがほとんど。そこに、郵便局員は、公務員だから政治に関することをコメントすると公職選挙違反になる可能性があるとして、かん口令がを敷かれていると書いてあった。今回の選挙についてあれこれ言うことは御法度だとお上から言われたということだ。小泉首相が「全国民の利益を考えるのが国会議員だ」と言うとき、その全国民の中に郵便局は入っていない。つまり、郵便局員を非国民扱いにしているということだ。
つつがなく散髪が終わり、散髪屋のおじさんにアメをもらってニッコリ。「怖くなった」と聞くと、「こわくなった。もうだいじょうぶ」と答えた。
お利口さんだったので、帰ってきて、大好きな桃を食べさせ、図書館に連れて行った。乗り物関係の絵本三冊、保育園で読んでもらったことがあるという「バーバパパ」の絵本を一冊。それと、折り紙に興味を持っているので、折り紙の折り方が書いてある本を借りてきた。
昼食後、疲れて出かけたくないと言う妻を置いて、吉祥寺秋祭りを見に行った。吉祥寺に着いて、どこに御輿があるかとウロウロ。伊勢丹の前に行くと、踊りと太鼓をやっていたのでしばし見学。祭のパンフレットが置いてあったので、見ると、13時20分に丸井の前に御輿が来るように書いてあったので、丸井まで行ってみた。ちょっと早かったので、太鼓がトラックに乗せてあり、子ども用の御輿が置いてあるだけだった。しばらくすると、半纏を着た人たちらと神主らしき男性が馬に乗ってやってきた。子どもはこの前の東北旅行で馬に乗せてもらっていたので、馬を怖がることはなかった。歩道にじっとさせられていた馬は、大量のおしっこをした。こどもは「こんなところでしちゃ、だめだね」と言った。

御輿がなかなかやってこないので、通り道のパークロードまで見に行った。手古舞の行列の後にトラックがやってきて、荷台で祭り囃子に合わせておかめなどのお面を被った人たちが踊っていた。それを見た子どもは「こわい」と言って隠れた。お面を被った人は不気味に見えるようであった。
トラックの後に、ようやく武蔵野八幡宮御輿がやってきた。11時に武蔵野八幡宮を出発したようで、担ぎ手の多くはかなり疲れているように見えた。御輿を見ていてもそれほど面白くないようで、子どもが「はやくおうちにかえろう」と言い出した。

帰りのバスでは、お決まりのように子どもは寝てしまった。