from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

油荒(2)

NNA

広東省を発端に始まったガソリン不足が全国に波及しつつある。山東省青島市では元売りからの仕入れ難のため、今月に入り市内のガソリンスタンドの約半数が一部種類のガソリンで販売を中止。黒竜江省ではロシアからの石油供給が減少したあおりを受け、業界内で価格上昇の懸念も出始めた。
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不足について、元売り大手の中国石油化工集団(中石化)は「電力用や農林漁業など産業需要のピークに、台風上陸などによる国内での流通上の支障が重なったのが原因」と説明。不足品の増産や特に不足が深刻な地域への優先供給で対処する方針という。N

NHKニュース。

中国では、ガソリンの小売価格が当局によって統制されており、原油価格の歴史的な高値が続くなかでも、価格は低く抑えられています。このため、中国の大手石油会社の担当者によりますと、一部の石油精製会社が原油価格の値上がり分をガソリンの小売価格に上乗せできず、利益が出ないとして、生産を減らし始めており、上海や広東省広州など各地のガソリンスタンドでは、8月に入ってガソリンの販売を一時停止したり販売量を減らしたりする動きが相次いでいます。このうち広州では、50メートルにわたって車の列ができるガソリンスタンドもあり、あるタクシー運転手は「2時間から3時間待たないとガソリンが買えない」と話していました。中国の政府機関の幹部は「ガソリン不足は一時的なもので、一部の地域に限られる」としていますが、現地に進出する日系企業などの間では、さらに深刻化すれば企業活動への影響は避けられないという懸念の声が出始めています。