from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

不毛の議論

単に議論好きなだけの評論家もどきブロガー(自分もその気がある)が増殖してきているようにみえる。ブログのコメントやトラックバックの機能は、コミュニケーションする、コミットメントするためのものだと思うが、そうしていないコメントやトラックバックをよくみかける。どうしてそういうものがあるのかと思っていたが、なんとなく分かってきた。
1つは単に分析しているだけのもの。試験問題を解くが如くだ。もう1つは、相手の考え方や意見に打ち勝とうとしているだけのもの。両方とも手段が目的化している。本来コメントやトラックバックは、自分も対象のトピックスに関心があり、相手に自分の意見を伝えるためのツールである。トピックスの中身に大して関心がある訳でないので、議論しようとしても噛み合わないのは当然の帰結。