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朝窓を開けて外を見ると、霜が降りて草が白くなっているのが見えた。

バスに乗っていると、あちこちにクリスマスツリーが立ち、街路樹に豆電球の飾りが付けられているのが見える。デパートに入ると、同じようにあちこちにクリスマスツリーがあり、店員がサンタの赤い帽子を被るようになってきた。中国もクリスマスシーズンを商機にしようとしているようである。あまり出歩かないので、日本にいたときのように、クリスマスシーズンなんだなあという感じはあまりしない。

妻の携帯から、男性の声で電話がかかってきた。どこかで携帯を無く、拾った男性が電話をしてきているようであった。妻が帰ってきてから事情を聞くと、タクシーで落とし、携帯に電話をしたら、タクシーの運転手さんが届けてくれたとのこと。お礼にタバコを渡したら、タバコよりお礼の手紙を会社に出してくれといわれたようだ。お客から褒められると、いいことがあるようだ。

ＮＨＫＢＳで、２日続けて日本映画を見た。「雨上がる」と「白い犬とワルツを」。どちらの映画も緑豊かな風景が出てきた。日本の緑が恋しい。