from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

中華料理は美味しいんだけど、食べ続けるのは辛い。どれもこれも、油たっぷりだからだ。

中華料理の中心はやはり炒め物。まだうまく作れないけど、油をたっぷり使った方が美味しくできる。分かっているけど、油たっぷりだと、胃がもたれそうで、つい控えめにしていまう。そうすると、やはり味が落ちる。

炒め物だけじゃなくて、スープや蒸し物にも結構油が使われている。スーパーに行くと、日本じゃ見たことないでっかい容器に入った油を買っていく。アメリカにいたときに、牛乳が1ガロンの容器で売られているの見て驚いたが、それと同じ驚きを覚えた。

というわけで、もう中華料理に飽きてきたので、二日続けて、日系のラーメン屋に入った。

日本ではラーメンはそれほどあっさりしている食べ物とはいえなないが、こちらでは、あっさり系に入ると思う。中華料理に比べれば、日本料理のすべてがあっさり系といえる。

子供もラーメンが大好き。よく食べる。分けてあげていると、半分以上食べられて、こちらが物足りなくなることがよくある。

一日目は、虹橋開発区の上海国際貿易中心ビルの1階にある「一番ラーメン」。雰囲気は、ちょっと高級なレストランって感じの店だ。ラーメンレストランだ。普通のラーメンが18元だったから、高くはない。味もまあまあ。極細の麺はあまり好みじゃなかったけど。この店で一番気に入ったのは、ラーメンじゃなくて、甘く煮た緑豆にコンデンスミルクとかき氷がかかっているデザートだ。それほど、甘くなくあっさりしていて、三角グラスに入っていたのを全部食べた。そういえば、中華レストランで出た料理で全部食べたのは、一回もない。

二日目は、准海路の「味千ラーメン」。ぶらぶら歩いていると、なぜがよく目についたので、ふらふらと入った。熊本ラーメンのチェーン店のようだ。夕食時だったこともあるが、すごく混んでいた。こちらの雰囲気は、日本にあるラーメン屋と同じような雰囲気。庶民的な感じだ。味は「一番ラーメン」と同じようなもの。麺はこの店のものの方が好みだった。