アパートの近くは歩道の幅が広く、子供を連れていても安心して歩ける。と思っていたが、安心して歩けないことがすぐに分かった。
中国は自転車やバイクが多いので、2輪専用レーンが作られていることが多い。だから、自転車やバイクは当然その専用レーンだけを走るものと思っていた。
しかしである。歩道を自転車やバイクが行き交う。リヤカー付きの自転車も来る。知らないで歩いていると、じゃまだといわんばかりにクラクションやベルを鳴らされる。
2輪専用レーンが一方通行だからのようだ。反対車線まで移動して走るのがめんどうということらしい。
歩道は通行のためだけにあるのではないようだ。電話カードやタバコなどの物売りの場所であったり、バイクや自転車の修理の場所だったりする。
先日、歩道を歩いていて、おばさんに呼び止められ、振り返ると、ぬっと手を差し出した。みると、すごい大きな双眼鏡を差し出していた。釣り竿を2本だけ持って、売っているおばさんも見かけた。
昼寝の場所でもあるようだ。リヤカーを歩道に止め、リヤカーの上で寝るのである。気持ちよさそうに寝ている。空気はかなり悪いと思うけど。