from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

怒りは収まらない

ロイター「エジプトのデモ死者100人超、「アラブのベルリンの壁崩壊」とも

エジプトのムバラク大統領は29日、オマル・スレイマン情報庁長官を副大統領に、シャフィク民間航空相を首相に指名したが、多数の市民が外出禁止令を無視して大統領退陣を求めるデモを続行。軍にも市民側につくよう呼び掛けている。
首都カイロ南方にあるベンスエフでは、警官隊の発砲を受けて17人が死亡。ロイターが医療機関や目撃者から得た情報によると、今回のデモによる死者は全国で100人を上回った。
またカイロでも、戦車が市内の警戒に当たる中、大規模なデモが続き、夜間に入って警官による発砲が少なくとも1件報告されているほか、略奪や税務当局の建物への放火も発生。こうした状況を1989年の東欧革命になぞらえ、「アラブ世界のベルリンの壁崩壊」と呼ぶアナリストもいる。