from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

田中派か、上杉派か

ダイヤモンド・オンライン 「【田中秀征 政権ウォッチ】◆菅首相に望むのは「衆議院の解散・総選挙」だ

参院選の結果は、実質的に菅直人政権への不信任を意味している。これは否定できない。したがって、ねじれを是正したり、混乱を回避するために、最も望ましいのは、直ちに衆議院の解散・総選挙を実施すること。もし、総選挙で民主党が勝てば、参議院で少数派であっても“直近”の民意に立脚して政権運営がより容易になる。
それができなければ、内閣総辞職によってけじめをつけること。これでも世論は大方納得するだろう。ただ、改造人事ではとても政権運営のための求心力は生まれない。

ダイヤモンド・オンライン「【週刊・上杉隆】◆ねじれもまた民意

30年以上、自民党政治によって隠蔽されてきた暫定税率のからくりや特殊法人等の同意人事は、2007年夏以降のねじれ状況がなければわからなかったことだ。
政府にとって都合の悪いことは「ねじれ」によって初めて国民の目に晒された。記者クラブ制度のためにジャーナリズムが機能していない日本では、議会の「ねじれ」こそが民主主義を機能させる有効なシステムになっているのである。
参院での44議席を与えた選挙結果、民意は菅政権に対して、乱暴な国会運営ではなく、地道な議論を伴った政治を求めたのではないか。そう考えれば、今回の「ねじれ」もまた「民意」なのである。

世間の多数は田中派だろうが、上杉派の「地道な議論を伴った政治」に期待。