from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「海辺のカフカ」を読み終えた

samso2009-08-02

6時半に起きた。ちょっと肌寒く感じた朝だった。息子が起きてきたのは7時半頃。
8時過ぎからアニメ「メジャー」を二人で観た。
朝ご飯を食べ、読書。息子が退屈そうにしていたので、プールに行った。雨がポツリポツリ落ちてきていた。
外のプールは水が冷たいし、子どもプールの半分が幼児の水泳教室に使われていて混んでいた。息子にかえる足を教える。少しコツが分かったようで前より形になってきた。11時前の休憩で引き上げた。外に出ると雨がしっかり降っていた。
うちに帰って横になっていると寝てしまった。起きると1時半過ぎだった。昼ご飯を食べ、読書。
海辺のカフカ」を読み終えた。渡しにとっては昔読んだものとあまり変わり映えのしない村上ワールドだった。懐かしさはするけど。あちらに世界に行って戻ってくる話。宿命、喪失感、プラトニックラブ、学園紛争、戦争、残虐、井戸、羊(この小説では羊歯)、ロック、ジャズ、オペラ。主人公を15歳の少年にしたかった訳だが、15歳の少年とは思えない立ち居振る舞い、発言。暗喩、隠喩、メタファーも相変わらず。性描写がしっかりあるようになったところが違うか。この小説を読んでいる間に、これから死んでいく人たちと自分の死について思いを巡らせたことは事実。
妻が買い物に出かけた。3時過ぎに雨が小降りなったので、お祭りをやっているいうこうちゃん公園経由で図書館に向かった。公園に着いた頃、また雨が降ってきた。屋台はあったがやっているかどうかようわからない様子で、すぐに図書館に行った。息子はドラえもんの漫画を3冊借りた。帰る途中、スーパーに寄ってうちに帰ると買い物から帰っているはずの妻がいなかった。電話をすると新宿で友だちと会って食事をすると言ってきた。
息子はずっと漫画を読んでいた。6時になってテレビを点けると巨人対阪神戦をやっていて、息子は観戦しだした。夕飯の用意をし、息子に「シャワーを浴びて」と言っても知らんぷり。テレビを消すと拗ねた。一人で夕飯を食べているとやってきてご飯だけ寝室に行った。見に行くと漫画を読んでいて「もう食べないの?」と聞くと「たべる」。戻ってきて食べた。
シャワーを浴びさせ、9時前に絵本を読んであげた。外では花火が打ち上げられている音がした。読んでいる途中で外に出てみたが、ほんの一部しか見えなかった。

フーベルトとりんごの木 (講談社の翻訳絵本)

フーベルトとりんごの木 (講談社の翻訳絵本)

息子は9時過ぎに寝た。