from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

一人ポツンと座っていた

samso2009-07-19

息子が起きてきて、体温を測ると36.4℃。やっと平熱に戻った。まだ喉が痛いようで朝ご飯は少なめだった。
息子はラグビーの練習のため9時前に中央公園に行った。
ラグビーの練習の後、バーベキューがあるというので、9時半にうちを出て様子を見に行った。息子たちの練習をちらっと見て、バーベキュー広場に行った。もう準備が始まっていた。十分人がいたので、そこにいた2年生担当の人にお金を支払って練習を見に戻った。息子はいつもどおり練習をやっているようにみえた。木陰にいるとそこそこ涼しかったが、日に当たると汗が出た。
11時頃から練習試合が始まった。息子はボールにからむことができずにいた。第二試合が終わると水を飲みに行かずにその場に座っていた。1、2回はモールでボールをつかんだがすぐに取られてしまい、ボールを持って走ることはなかった。また、タックルも1回もなかった。ヘルパンギーナにかかかってからあまりご飯を食べていないので力が出ないようだった。
バーベキューで氷が必要とのことだったので、一旦うちに戻った。朝凍らせておいたタッパに入れた水はまだしっかり氷になっていなかった。仕方なく、保冷剤を持ってうちを出た。
中央公園に戻ってグランドを見たが、息子の姿はなかった。ウロウロすると一人ぽつんとベンチに座っていた。「今日はダメだったね」というと泣き出した。「何で泣いているんだよ」と言うと「○○くんがぜんぶボールとっちゃうんだよ」と泣きながら答えた。「もういいから、バーベキューに行こう」と誘うと「いかない」。他の子たちはもう全員行ってしまったが息子は動こうとしなかった。
説得してようやくバーベキュー広場に連れて行った。2年生たちの席を見つけて、盛りつけてあった皿とスポーツ飲料を受け取った。息子は食べようとしなかった。何回も勧めると、ようやく焼きそばをちょっとと焼き鳥とウインナーを食べ、「あそんでくる」と言って、一人ぶらぶらと行ってしまった。食べながら様子を見ていると、一人のままだった。
2年生のお父さんたちと話すこともなく、見えなくなった息子を捜しにいった。やっと見つけるとまた一人ポツンと石に座っていた。「帰る?」「いやだ」「何もしないなら帰ろうよ」「プレーパークに行きたい」「とにかくうちに帰ろう」「いやだ」。「先に帰るよ」と言って歩き出すとようやくついてきた。
うちに帰ると眠気がして、息子を放っておいて寝た。起きると4時になっていた。妻と息子も寝ていたようだった。
息子を連れてプールに行くことにした。屋外のプールも開放されていたが、ちょっと水が冷たかった。一旦室内に戻って泳いだが、また「そとにいこう」と息子が言うので6時前まで外のプールで水遊び。
6時過ぎにうちに戻った。妻は外に食べに行こうと言ったが、一人でうちで食べることにして、食材を買いにスーパーへ。うなぎが一杯売っていて、一番安かった中国産うなぎの半額のものを買った。うちに戻ると二人はいなかった。

テレビを見ながら一人で夕飯を食べた。「ダーウィンが来た生きもの新伝説」は「森のイルミネーション 恋の大作戦!」。パプアニューギニアの森で、夜になると一本の木に一万匹近いホタルが集まってきてクリスマスツリーのように光るというもの。ボルネオ島でテングザルを見るために泊まったロッジの木で見たホタルとまったく同じだった。
8時前に二人が帰ってきた。息子は手に金魚が入ったビニール袋を持っていた。「金魚すくいしてとったの?」「とれなかったので1ぴきくれた」。図書館横でやっていたお祭りに行ってきたようだった。「メダカのところに入れていい?」と言って息子は勝手に金魚をボトルに入れた。
息子が寝てから、「マイケル・ジャクソン〜デビュー30周年コンサート」を観た。ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われたコンサートのようだった。まだ魅了される力が残っていた故マイケル・ジャクソン。すばらしいコンサートだったが、ちょっと声に張りがないように感じた。
そのあと、全英オープン。懐かしいトム・ワトソンがトップだったが、いきなりボギーでスコアを落とした。ところが、バーディ連続のフィシャーが5番ホールで+4。ふたたびトム・ワトソンはトップに。