起きても熱っぽくって喉がちょっと痛かった。
ベランダに置いてあったカマキリがいる箱を見ると蓋が開いていた。覗くと草しかなかった。息子を起こして、「カマキリがいないよ」と言うとすぐに起きて見に行った。「いるよ」と言うので覗くと確かに小さなカマキリはいたが、すでに死んでいるようだった。「死んでるじゃん」「まだいきてる」。
体はだるかったが、会社に行けないほどではなく、出勤することにした。外は小雨が降っていた。
８時過ぎに妻から電話がかかってきて、玄関の鍵がかからないと。お隣に鍵の修理の対応をお願いすることをしたと言って電話を切った。
食欲があまりなく、お昼の弁当は食べ残した。
午後急に出張に行くことになり、外出した。雨は止んでいた。
出張先から出ると、体が急にだるくなったように感じ、ふらふらしてうちに戻った。
持っていた鍵は、鍵穴にはまったく入らなかった。シリンダーが交換されたようだった。お隣を訪問して、新しい鍵を受け取った。３日ほど前に鍵が回しにくくなり、妻が鍵にオリーブオイルを塗ってしばらくは回りがよくなっていたが、鍵と一緒に受け取ったシリンダー交換説明書には、「鍵穴に市販の合成潤滑油を注油しないでください。油が埃を呼び動きを悪くします。」とあった。
うちに入って、すぐにでも横になりたかったが、息子がまもなく帰ってくるので、カレーを作ることにした。カレーの具材が煮える匂いをかいだだけで吐き気がした。なんとか作り終えて、寝た。
しばらくして息子が帰ってきて、声を掛けてきたが、応える気力がなく、そのまま寝ていた。そのうちに妻が帰ってきたようであったが、寝つづけた。
