from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

宿題の漢字が書けない

セトクレアセア・パリダ

朝寒くて目が覚めた。起きてからくしゃみが何回も出た。
息子を出がけに起こしてうちを出た。天気は良かった。最低気温20℃、最高気温29℃。
うちに帰ると微熱が出てきた。体がだるい。喉が痛い。
息子が6時20分すぐに帰ってきた。ただいまも言わずに「きょうはがくどうがおわるのおそかったから」と言い訳をした。「その箱何?」「カマキリ」「どうすんの?」「かうの」「餌は?」「学校にある」「学校に?」「むしがいるんだよ」。ベランダに出ていつまでもカマキリを眺めていた。
「宿題は?」「まだできてない」「じゃあ、早くやって!」。算数の問題をやり出した。ランドセルの中をチェックすると新しい漢字テストとすでにやった漢字テストが出てきた。すでにやった漢字テストには赤字で先生の修正が入っていた。一カ所はうちでやったときに間違えた「太」の点のうち方だった。「これ何?うちで直したはずなのになんで間違ってんの?」「これはがっこうでやったテスト」「また同じように間違えたの?」「そう」「何やってんだよ!」。
妻が帰ってきて、夕飯。夕飯後も息子は引き続き宿題。見ていると食卓に座ったまま手が動いていなかった。「何やってんの?」「わかんない」「何が?」「おもいだせない」。「教」の字を忘れたようだった。「調べればいいじゃん」「せんせいはみてもいけないし、きいてもいけないといったの」「じゃあ、どうすんの」「できない」。一人で拗ねて怒って歩き回った。「いつまでそんなことやってんだよ。いい加減にしなさい」「・・・」。30分以上もふて腐れていた。「できるとこから早くやって!」。ようやくやりだした。見に行くと思い出したのか「教科」と書いていた。「間違っている。書き直し」。消しゴムで消すと「なんでけすの。けしちゃいけないんだよ」「いいの。もう一回書いて」。また間違えた。「書き直し。辞書見てごらん」。結局漢字の宿題が終わったのは9時前。シャワーを浴びさせ、すぐに寝るように言った。「おなかすいた」「明日の朝」「のどかわいた」。水を飲んでようやく寝室に行った。
急に体の節々が痛くなり、横になった。しばらく横になって、もう寝ることにした。