from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

指が滲みる

samso2008-06-24

いつもように息子はなかなか起きてこなかった。
朝食の後、息子を起こしてから、息子の持ち物、教科書、体操着、上履き、帽子、水着とタオルを準備。そのあと、連絡ノートへの記録。学童の連絡ノートが見つからず、紙に記録。「次の水泳はいつ?」「わかんない」。水泳の授業がある日を確認すると今日だった。「もう行くから、ママに体温測ってもらって」「うごいちゃった」「大丈夫だよ」「すいえい、やすむ」「なんで?」「ゆびがしみるから」「好きにしていいよ。もう行くからね」。昨日の夜、指先を痛め、お風呂に入ったときに石けん水が滲みてちょっと痛かったのを思い出したようだった。
外は気温が低めで、上着を着ていても汗が出ないまま気持ちよく会社に着いた。
帰宅時は気温が高く、慌てて電車に乗り込み、席に座ると汗が噴き出した。バスに乗り込むとエンジンが切ってあるため、車内はすごく蒸し暑かった。
うちに戻って、夕飯の支度を終えたが息子は帰ってこない。遅いと思い、外に出ると歩いてくる姿が見えた。「今日は遅かったね」「がくどうでるのがおそかったからだよ」。「おなかすいた」と言ってすぐに食べ始めた。「水泳やった?」「やんなかった」「指が痛かったから?」「ちがう。きおんがひくかったから」。
夕飯が終わって、すぐにテレビを点けようとするから、「宿題は?」「あとでやる」「早くやった方がいいよ」「いまつかれんの」。何回も言うと渋々やりだした。自分の子どもの頃にそっくりだ。
宿題が終わると絵を描き出した。8時半が過ぎたのでシャワーを浴びさせようとしていると妻が帰ってきた。「ダーリン」「ママ〜」。「早くシャワー浴びて!」。
9時半頃にようやく寝た。