NHKニュース「給油活動は有効な手段」。
福田総理大臣は、民主党の小沢代表がアフガニスタンに駐留するＩＳＡＦ＝国際治安支援部隊への参加を実現したいとしていることについて「地上における人道支援が可能ならいいが、自衛隊が入るとなると、憲法で規定する問題につながる可能性があると懸念している。あらゆる可能性を今も模索しているが、その中で、海上給油活動は非常に有効な国際協力の手段だと考えており、活動を継続させていただきたい」と述べ、給油活動の継続に理解を求めました。また、石破防衛大臣は、海上自衛隊によって供給された油がイラクでの作戦に転用されているのではないかと野党側などが指摘していることについて「補給した油が、イラク戦争には転用されずに、アフガニスタンでのテロ掃討作戦で使われたということを示すには、油が消費された期間や艦船の行動で示す以外に手段はない。われわれが示したものは、アメリカの航舶日誌を調べ燃料の消費量を確かめて分析した結果であり、情報操作は一切していない」と述べ、イラクでの作戦に転用された事実はないという認識を示しました。
