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選挙対策

時事ドットコム「不明年金」で攻勢掛ける=04年参院選の再現狙う−民主』。

民主党が、厚生・国民年金の加入記録に基礎年金番号を付与できないことで年金受給者への支給漏れが生じている「不明年金」問題で攻勢を掛けている。年金問題は国民の関心が高いため、7月の参院選に向けて安倍政権にダメージを与えられるとの思惑からだ。2004年の前回参院選でも年金問題を争点に同党は勝利しており、その再現を狙っている。

NHKニュース「厚労相 年金統合漏れ通知検討」。

公的年金では平成9年以降1人に1つずつ基礎年金番号が割り当てられていますが、制度が導入される前は転職などで複数の番号が与えられたケースが多く、社会保険庁は、基礎年金番号に統合されずに誰の記録か確認されないままになっている過去の加入記録が5000万件に上っていることを明らかにしています。これについて、柳沢厚生労働大臣は、衆議院予算委員会で「最終的に本人の確認が必要だという前提だが『特別の調査をした結果、あなたは統合漏れの可能性がある』ということをお知らせすることを検討したい」と述べ、特別の調査を行ったうえで、基礎年金番号に統合漏れのおそれがある年金記録が見つかった場合は本人に直接伝えることを検討したいという考えを示しました。また、安倍総理大臣は「過去の記録に懸念がある人にはていねいに対応したい」と述べました。

asahi.com「宙に浮いた年金」5千万件、救済策を検討 政府・与党』から。

国民年金や厚生年金はもともと別の制度で、国が制度ごとに年金番号を管理していた。転職や結婚で加入先の年金が変わり、複数の番号を持つ人がいる。
だが、97年に一人に一つの基礎年金番号を導入する際、国は複数の年金制度に入ったことがある人に氏名や住所など必要事項を記入したはがきの返送を求め、そのはがきに基づいて基礎年金番号への一本化(統合)を進めた。返送がなかった分はそのまま「宙に浮いた年金記録」となった。
社保庁はその後も一本化作業を進めてきたが、昨年6月段階でも一本化されていない記録は5095万1103件ある。