from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

東京に戻ってきた

samso2006-05-06

佐渡最後の日。朝方、子どもが「おしっこした」と言った。昨夜寝る前にトイレに行ったはずだったが、おねしょをしていた。
朝食後、みんなで海岸を散歩した。生活用水が流れ込んでいるところは水が汚れ、海草が繁茂。人があまりこない場所にはゴミが捨てられていた。コンクリートで四角に固められ磯に囲まれている場所があったので降りて、海中生物を観察。30cm近いウミウシが漂っていて、知人の奥さんが拾い上げて、子どもたちに触らせた。ウミウシは紫色の液を噴出した。ヤドカリやイソギンチャクを触らせた。
海に向かって石を投げてみるが、遠くまで投げられない。水切りもやってみるが、1回ジャンプがいいところ。貝でようやく3回ジャンプ。子どもははやりできなかった。
田んぼにはアメンボとオタマジャクシがいた。こどもは、葦を折り、固まってじっとしているオタマジャクシを突いて遊んだ。
知人の家に戻ってきて一休みをしたあと、ボール遊びをやった。バットを振って1回だけボールに当たったので続けて投げてみたが、そのあとは1回も当たらなかった。キャッチボールも1,2回はできたが、ボールを受けられないので、サッカーに変更。ボールが一度川に落ち、取りに行くと今度はわざと川に投げるので、ボール遊びは終了した。急に「はっぱでふねをつくって」と言ってきた。舟を作り、「川に浮かべるの?」と聞くと「うかべない」と言う。家に戻って、スーツケースを開けると葉っぱの舟が入ったビニール袋が入っていた。
2時半過ぎ、知人に両津港まで送ってもらった。別れ際、子どもたちは泣きそうな顔をしていた。すぐにオモチャの取り合いで喧嘩をしていたが、やはり寂しいようであった。乗船して動き出すと子どもはすぐに寝た。新潟の港に着く手前で子どもを起こすとぐずった。新幹線の発車時刻まで40分ほどしかなかったので、急がせて下船した。すぐにタクシーに乗れ、新潟駅には30分前に着いた。駅弁を買ってホームに着くと、すでに新幹線が止まっていて、すぐに乗り込めた。

Maxで1階席だったため、子どもに文句を言われた。「おなかがすいた」と言うので、発車前に駅弁を食べ出した。走り出しても景色がほとんど見えず、つまらそうに窓を眺めていた。新潟駅では空いていたが、越後湯沢駅で満席になった。
8時半頃にうちに着いた。子どもは着いてすぐ、お土産を持ってお隣に行ってしまった。帰ってきてスーツケースを一人で開けた。何をしているかと見ると、ボーケンジャーのケイタイを取り出していた。知人の子どものケイタイを貸して欲しくて勝手にスーツケースに隠したようであった。叱ると大声で泣き出した。