from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

あなのあいたおやさいのほうがおいしいの?

さすがに今日は一人で起きてきた。昨日子どもが寝たのは8時前だった。「ボウケンジャーやってる?」と聞いてきた。「ボウケンジャーは日曜日だけ。今日はやっていない」「えー」。
朝食を食べ終わって、食器を洗って、片づけようとして、手を滑らせ、皿を割ってしまった。「あぶないねー。きをつけないとね」と言われてしまった。割った皿の後始末をやっている間に保育園に出かけないといけない時刻になって、慌てて出た。
月曜日は、布団のカバー掛けや枕カバー掛けをしないといけないから、保育園に着いてから忙しい。慌てて支度をしていると、パジャマを持ってくるのを忘れたことに気づいた。子どもにそのことを告げると「おうちにかえってもってきて!」と言われた。「持ってくる時間はない」「もってきて」「先生に言っといて」「ダメ」「行くよ」「えー」。
残業をして8時過ぎに総武線に乗った。終点の三鷹駅に着く前に、袋を持ったおじさんが網棚に乗っていた雑誌をさっと取って、袋に入れた。雑誌や新聞を集めているようであった。読むためか、売るためか。
9時前にうちに着くと、子どもは、シルバー人材センターの方が買ってきてくれた鉛筆削りで色鉛筆を削っていた。今日は、色々おかずを作ってもらって、食べたようだった。夕飯を食べていると、「タケノコはどうしてふぉーくみたいなの?」「あなのあいたおやさいのほうがおいしいの?」などと質問をしてきた。
妻の帰りが遅いので、先に寝ることにした。家を描いていた子どもに「シャワー浴びるよ」と声を掛けると「じゃ、あとで描くね」と素直に従った。シャワーを浴びて寝室に連れて行って、今日は「何読む?」と聞くと「でんしゃの」と言って「はしれ、きたかぜ号 (絵本・ちいさななかまたち)」を手に取った。読む前に「女の子の名前は何だった?」「ゆきこちゃんは何処に行った?」「誰に会いに行ったの?」「列車の名前は何だった?」などと聞いてみた。