from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

図書館から借りてきて、「宮台真司interviews」を読んでいる。
母親は「上海生まれの上海育ち」。専業主婦であった母親に「三歳からバイオリンを習わされるというお坊っちゃま教育を施され」たが、「早生まれということで、(小学校の低学年までは)非常に発達の遅れた子ども」だった。それが「小学校四年になると突然、運動神経も良くなり、成績も上がっ」て、それからは「ずっと一番でした」。「僕が小六で東京の小学校に転入して初めて、(母親は)教育に目覚めた」。「子どもには厳し」く、「反抗的な子どもだったから、毎日のように体罰を受けて」いたが、そのあと、「麻布から東大に入った」。
そんな彼は、「『子供命』の専業主婦が家庭を壊す」。「『子供のため』に、と自分がいいと信じていることを押しつけるのは、百害あって、一利なし」と。理屈ではそうだと思うが、説得力ないね。