from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

パソコン三昧の一日だった

朝から晴れたけど、寒い。この寒さは当面続くそうだ。

やっとADSLが使えるようになったので、ほぼ一日中パソコンをいじくっていた。いくらいじくっても、パソコンで書いていた内部日記、受信したメールなど、なくなったデータは戻ってこない。諦めるしかない。

上海の妻から電話が3回あった。もうあと2ヵ月なので、子供を託児所に預けないで、お父さんにみてもらうという。帰国してから、保育園に行ってくれるか心配だ。

村山宏著「中国・繁栄の裏側」をまだ読んでいる。
「中国庶民の宗教は自然崇拝と老荘思想が結びついた道教が中心だ。儒教は宗教というより学問であり、仏教は明・清時代までに廃れた。お盆や彼岸など仏教を由来とする習慣は現代中国には、ほとんど残っていない。」
「中国の伝統とはいったい何だろう。漢民族の文化と歴史を指すのだろうか。儒教が中国の本質のように盛んに説かれるが、敬老精神に富む韓国など朝鮮半島の方が儒教精神がよほど社会に根づいている。現在中国の社会からは秩序や礼儀を重んじる姿勢や、忠義の精神などは、あまり感じない。」
道教は、肉身成仙・長生久世の追及と現世利益の重視の宗教のようだ。モラルより現実的な利益を求め、長生きするということか。