from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

昨日は、夕食の待ち合わせまで時間があったので、時間つぶしのために子供を遊ばせようと小さな公園に行った。交通公園という名称の公園だ。

入場料を取りそうな窓口があったが、人がおらず、タダで入園できた。なんで交通公園って名称が付いているんだろうと思って中に進んでいった。入り口付近は普通の公園と変わらない。進んでいくと子供が好きな1元遊具があった。スーパーの中やコンビニの前によくおいてあり、1元コインを入れると音楽がなりながら、上下に動く遊具である。子供がこれを見つけると必ず乗りたがる。日本だったら、200円取られるモノが多いが、上海では1元。しかも動いている時間が日本のモノより2倍ぐらい。助かる乗り物である。自動車や馬車の形をしているのが普通であるが、ここには戦車の形をしたモノがあった。

1回乗せて子供に満足してもらってから、さらに奥に進む。交通公園って名の付く理由が分かるモノが見えた。信号機があり、道には横断歩道のマークがあった。道路名を書いた標識やミニチュアのビルディングもある。交通ルールを教えるために作られた公園のようだ。いつ頃できたんだろう。どれも古ぼけているから、今はその目的では使われていないようにみえる。上海の交通事情を体験していると、まあここでいくら教えても無駄だと思う。

交通といえば、中国では、中国交通銀行上海交通大学というように銀行や大学名にも交通という言葉が使われている。日本でいう交通よりもっと広い意味があるからだろうか。