from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

昨日お客さんが来たが、普段ビールを飲まないものだから、ビールを買うのを忘れていた。

最近、アパートの敷地内にできた商店でビールを売っていたのを思い出し、買いに行こうとした。そうすると、隣の家に遊びに来ていた女性が聞きつけて、「ビールあるよ」といって、玄関先の戸棚からビール瓶を出してくれた。この女性、日本で働いていたことがあるようで、日本語が少し分かる。

もらったビールは、「三得利ビール」だった。これはサントリービールのことだ。瓶のラベルに「SUNTORY」の文字はあるが、日本でのものとは違う。文字の上に富士山の絵柄がある。「三得利」って、得した気分になるようないいネーミングだ。

この「三得利ビール」はよくみかける。大家さんの家に行ったときもこのビールが出たし、この前食堂にいったときに隣の客が飲んでいたビールもこれだった。アパートの敷地内の商店で売っているビールもそうだ。

日本ではほとんど飲んだことはないサントリービールだが、中国でこんなに見かけるとは。まだ買ったことがないので値段は分からないが、安いのだろうか?青島ビールが飽きられてきて、手頃だから売れているのか。サントリーが出しているウーロン茶がこちらでもよく飲まれているが、その流通ルートに乗せて販売しているからなのか。