from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

2歳8ヶ月の子供がいる。起きていると、ずぅーと付き合わないといけない。一人で遊ぶことはほとんどない。付き合っていると、何もできないので、保育園に預けることにした。

近くを散歩していたら、日系の保育園があった。行って話を聞いてきたら、いつからでも入園可能だというので、6月から入園させることにした。

保育時間は9時から15時で、保育料は月6万円。ほかに、給食費や入園に必要なグッズの購入費も必要。これでも、ほかの日系の保育園やインターナショナルな保育園と比べると安い方である。それらは、年間100万円以上する。

今日は、初めての登園日。「きょうはほいくえんにいかない?」と何回も子供に聞かれた。答えるの避けていると、泣き出した。

散歩に行こうと行って連れ出した。

ちょっと早めに着いたので、保育園の遊具で遊ばした。そこへ、保育士さんがやってきた。その顔を見たとたん、大泣き。「連れてきたら、すぐに預けてくださいね」といって、泣き叫ぶ子供を抱きかかえて連れて行った。

ちょうど、15時に迎えに行った。午前中は泣いていたが、午後は泣きやんだと保育士さんから聞かされた。

帰ろうとすると、日本語ができる中国人のおばさんが話しかけてきた。預けている子供のおばさんで、同じように子供を迎えに来たようだ。

日本のどこから来ているのかとか、妻のこととか、保育料のこととか、次から次へと聞かれた。中国人同士なら当然のように交わすであろう会話だ。中国語を日本語に翻訳して聞かされているような気分で、しばらく話をした。

話していて面白かったが、いつまでも話しかけるのを止めないので、子供に「そろそこ帰ろうか」と声をかけた。

帰り際、子供は、今日保育園でやったことを色々話してくれた。「ごはんたべた」とか、「おはなにおみずやった」とか、「せんせいがおみずくれた」とか。