from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

昨日、動物園から帰ってきて、玄関の外側のドアを開けようとするが、鍵がなかなか入らない。変だなあと思って何回かトライしていると、隣のおじいさんが鍵が壊れたようだという。先に妻のお父さんが帰ってきて、鍵が開かないので、鍵屋を呼びに行ったとのこと。

しばらく、隣の家で休ませてもらっていると、鍵屋が来た。

何か言った後、金槌で鍵を押し入れ、鍵を回すと、ドアが開いた。外側のドアが開いたので、とりあえず、内側のドアを開けて、部屋の中に入った。

見ていると、みんなでわいわい言いながら、鍵屋は鍵を取り外した。取り外した鍵がもう使えないらしく、持って帰って、新しい鍵を持ってくるらしい。

みんなで何をいっているのか、分からないし、疲れていたので、ベッドに横になった。

起きたら、鍵は取り替えられていた。やれやれである。鍵の取り替え費用は100元ほどだった。

うちのアパートの玄関ドアは、鉄格子のような外側のドアと普通の内側のドアと2つある。ちょっと古いアパートでは、よく見かける。泥棒が多いためだろう。

外側の鍵は十字型をしている。日本では見たことがないタイプだ。十字型なので、どの向きに差し込んでいいのか分かりにくい。隣の人によると、前の住人も鍵が開かなくなって、鍵屋を呼んだことがあるらしい。内側のドアの鍵は、マグネット式のもので、比較的新しいタイプのものだ。これは使いやすい。

鍵屋が来て、修理をしている間、ずっーと話が続いていた。鍵を修理するぐらいでそんなに話をすることがあるかと思うぐらい。日本だったら、鍵屋は、黙ってもくもくと修理をすると思う。

中国語はまったく分からないから、話の輪の中に入れない。悔しいけど、当面は無理だ。