from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

哀れなピエロのように見えた

samso2005-06-12

妻に団地の防災訓練に行っといてと言い残して、子どもを連れて、電車の絵本を返しに図書館に行った。「今度は何を借りる?」と聞きながら、子供用本棚コーナーに連れて行くと、もう乗り物の本が置いてある棚を覚えていて、すぐに電車の本を取り出した。「電車以外の本も借りようよ」と勧めるが、「いらない」とキッパリ。でもしつこく勧めると「アンパンマンがいい」と言って「アンパンマンとマグぼうや」を棚から取った。アンパンマンかと思い、「ぐりとぐらの本も借る?」と言うと、嫌々頷いた。
帰り道、関東バスの営業所でお祭りをやっていることを思い出し、行ってみた。着くと行列ができていた。「えっ、お祭りコーナーに入るのに行列」っと思ってよく見ると、バス関連のレアものを買い求めるマニアの方達の行列であった。お祭りコーナーをうろうろしていると妻から電話が来た。今、消防車が来ていて、子どもに見せたいから早く帰ってきてということだった。子どもを探すと、関東バスのミニチュアに釘付けになっていた。「消防車が見れるから、帰ろうと」と誘っても、「かえりたくない」と動かない。しょうがなく関東バスのミニチュアを買ってあげると「かえってもいい」と言ってくれた。こういうときは勝てない。
急いで帰って、防災訓練が行われている団地の広場にたどり着くと、はしご車のはしごが高く延びているところだった。

昼食後、昨日会った女の子が通っている保育園のお祭りが中央公園であると聞いていたので、子どもを連れて公園まで行った。木陰にビニールシートを敷いて、大勢の親子がお弁当を食べていた。何処にいるのかなとうろうろしていると、子どもが先に女の子を見つけた。側に連れて行くと、照れて逃げた。しばらく遠巻きにしていたが、しだいに近づいていって一緒に遊びだした。うちの子どもがあれをやろうよと一生懸命に誘うが、1歳上のお姉ちゃんだから、全然従わない。うちの子どもがなんだか哀れなピエロのように見えた。
公園から帰ってきて、しばらくしてお客さんが来た。お客さんが帰ってから、子どもがまた中央公園に行きたいと言いだして、妻一人で公園まで行った。
夕食の食材を買っていなかったので、妻と子どもが帰ってくると、外に食べに行くことにした。公園ではしゃいだようで、食べ終わると子どもが眠いと言いだした。帰ってきてすぐにシャワーを浴びさせた。土曜日の夜あたりから水イボができていたが、風呂場から出てきた子どもの体には、昨日より水イボの数が増えていた。ちょっと心配。
相当眠いようで、子どもは珍しく8時過ぎには寝てしまった。