from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

朝、雪は止んでいたが、積もった雪がカチカチに凍っていた。台所に行くと、窓の内側も凍っていた。

子供を託児所に送っていくため、自転車に乗ろうとしたが、サドルが凍り付いていて、諦めた。歩いていって、正解だった。託児所に行く裏道はツルツル。二人で滑りながら行った。

妻は今日も会社に行って、久しぶりに一人で家にいた。電気ヒーターを点けて家の中にいたが、じっとしていると足下が冷えてきて、毛布を巻き付けたりした。

午後、買い物に出た。晴れていたが、気温が低くて、毛糸の帽子をしていても寒かった。日本食品店に行くと、買い物カゴが1つもなく、長〜い行列ができていた。いつもなら、2,3人が並んでいる程度だというのに。お節料理セットが280元で売っていた。蕎麦、餅、黒豆なんかを買って帰った。

買い物から帰って、一休みをして、子供を迎えに行った。まだ、道路の所々が凍っているようであったが、自転車で迎えに行った。自転車って案外滑らないものだ。ヒヤッとすることもなく、託児所に着いた。一般の会社と同じく、託児所も、土日と月曜日だけが休みだと掲示板に書いてあった。

妻は会社が早く終わったようで、4時頃に帰ってきた。

夕食に年越し蕎麦を作って、みんなで食べた。妻が「この蕎麦、コシがないね」といった。当たり前だっていうの。

夕食後、NHKで紅白歌合戦を見るが、つまらない。参加者だけが楽しそうなお祭りのようだ。

今年、なんとか無事に終わりそうだ。中国に来てから、毎日、今日も無事だったと思いながら、過ごしてきた。

中国情報局のHPに今年の中国の10大ニュースが載っていた。
1.経済過熱に政府マクロコントロール強化
2.長期化する深刻な電力不足
3.自動車業界、魔の5月から復活ならず
4.鳥インフルエンザ、SARSの教訓生きる
5.三農政策本格化、貧富の差解消目指して
6.日中の「政冷経熱」、「政冷経涼」へ移行の懸念も
7.人民元切り上げ圧力、注目される中国政府の対応
8.サッカーアジアカップ、後味悪い日中決勝戦
9.東方航空機墜落、小トラブルも続出で不信感つのる航空運輸
10.聯想、IBMパソコン部門を買収
今、世界経済に影響を与えるぐらい消費が活発な国は、米国と中国。この両国の消費(=無駄遣い)に支えられて、世界不況にならないでいるようだ。