from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

朝早く起きて、タクシーで万里の長城に向かった。北京市の郊外に行くと、山が見えてきた。中国に来て、山らしい山を見たのは初めてだ。山には木が細々と生えているだけであったが。

2時間ぐらいで、万里の長城の駐車場に着いた。朝ご飯を食べずに出たので、駐車場近くの店で朝ご飯を食べた。どこでもそうだが、観光地のお店の食事はまずい。

汚い有料トイレで用事を済まし、ロープウェイ乗り場に向かった。万里の長城の入場券が45元、ロープウェイの乗車券が45元。

ロープウェイで長城への入り口は、人が一杯。子供を抱っこしてかなり狭い階段を登り、長城の上に立つが、そこも人が一杯。10分ほど長城にいて、降りた。はるばるやってきた長城であったが全然感激しなかった。

帰りはロープウェイではなく、降りていくとあった「滑車」にのった。ゆっくり下っていくジェットコースターのような乗り物だ。この乗り物の区間は短く、駐車場までかなり距離を歩かないといけなかった。

帰りのタクシーでは寝てしまい、起きたら北京市内に入っていた。

夕方、故宮が見渡せるというので、景山公園に行った。公園に着いて、なんとか子供に歩いてもらい、階段を登った。丘の上からの眺めはすばらしかった。ちょっと霞んでいたが、故宮の広さが実感できた。

夜は、妻の友人お勧めの雲南料理を食べに行った。キノコ料理が有名なようだった。キノコのスープは美味しかった。竹筒に入った甘酒もフルーティで美味しかった。