from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

肩こりとか腰痛になったことがなかったので、散髪屋でやってもらうようなものは別にして、今までマッサージを受けたことがないが、しばらく前から歩くだけ足が痛い。ということで、昨日の夕食後、家族で近くのマッサージ屋に行った。

30分待待ちだった。子供はじっとしていられないので、表に連れ出して、コンビニの前にある1元遊具に乗せたりしながら、順番を待つ。ようやく順番が来て、置くに案内させる。いくつかの部屋に別れているようであった。2階に連れて行かれて、薄暗い部屋に入る。横になれる椅子が6つほど並んでいた。

椅子に座って待っていると、ビニールを敷いた桶にお湯を入れて持ってきた。そこ15分ほどに足を漬ける。ただのお湯ではなく、ちょっとだけヌルヌル感があったので、薬草が入っているお湯のようだった。冷房の効いた部屋で熱いお湯に足を漬けているだけだが、気持ちがいい。

しばらくして、30歳ぐらいの男女のマッサージ師が来た。桶から足を出して、タオルで拭いてもらい、マッサージが始まる。時々ジェルを塗って、足のツボを押される。首と頭がよくないといわれた。首が回らない生活をしているし、頭も最近とみに鈍くなった。そのとおりだ。「痛い!」と思わず声を上げると「痛いですか?」と日本語で返ってきた。お客さんの三分の一が日本人だとのこと。

マッサージをしてもらいながら、妻がマッサージ師に色々聞いた。西安から来ているカップルだった。目が悪いようには見えなかったが、奥さんは弱視のようだった。夜はよく見えないようだ。足のマッサージ代は60元だが、彼らの取り分は15元とのこと。朝10時から夜中の3時まで働き、1ヶ月1000〜2000元ぐらいの稼ぎで、宿泊施設と食事はお店が出してくれるらしい。休みは、年間15日程度。1歳半の子供がいるが、親元に預け、出稼ぎに来ている。

1時間ぐらいでマッサージが終わった。マッサージはかなり痛かったが、足は楽になった。