from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

中国特快新聞に、

河北省永年県は2000年に「全国無公害野菜生産模範地区」に指定された。しかし最近この地区の農家で無公害ニンニクに使用を禁止されている猛毒の農薬が散布されていることが発覚した。このニンニクは台湾と西蔵を除く中国各地に出荷されていた。ある農家の話ではこの地区の半数以上はこの農薬を散布しているという。害の少ない新しい農薬があるが今までの農薬よりコストが高くつくので農家はこの猛毒の農薬を使用しているらしい。このニンニクは検査は受けずに北京などの都市に出回っている。この問題について永年県の農業局の責任者は「この地区では害の少ない農薬は使っているが猛毒な物は使っていない」と述べた。しかし猛毒な禁止されている農薬を使用している事実を証拠写真から指摘すると、「一部の農家でこの猛毒な農薬が使われているかもしれないが、ニンニク農家はたくさんあるので農業局では管理しきれない」と語っていた。

うわー。ニンニクといえば、中華料理にはなくてはならない基本食材。上海にいたときは、有機野菜コーナーで売っていたものを買ってはいたが。。。中国人でも、葉物野菜ならしばらく水につけておくとかの気休め処置はやっている人は多いが、ニンニクについては何もやってはいないだろう。同じ基本食材である唐辛子にも毒物が使われていたと以前話題になっていた。急性食中毒なら、因果関係を掴めやすいが、毎日少しずつ食べるニンニクや唐辛子が原因で体の調子が悪くなったと訴えるのは不可能に近い。