from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

天気予報通り寒い一日だった。外に出ると、北風が吹いていて、素手のままだとちょっと辛く、上着のポケットに手を突っ込んだまま歩いていた。こんな寒い日でも物売りの人達があちこちにいた。焼き芋、オレンジ、正月に飾る組紐、電話カードなどを売っている人達だ。沢山売れればいいけど、ほんの僅かしか売れないのに、長時間外に立っているのは相当辛そうだ。

近くに先日レストランが正式にオープンした。今日通りかかると、まだ一部を直していた。1ヶ月ほど前にオープンしたと思っていたら、プレオープンだったようで、2週間ほど前から外壁やら内装をやり直していて、先日まで営業をしていなかった。中国ではこのプレオープンが非常に多いような気がする。プレオープン時にお客に来てもらい、そのお客の様子を見て、メニューやインテリアを修正しているようだ。上海では、出来たばっかりのレストランに行くと、インテリアに使われた化学物質の匂いが漂ってくることがあるので、このレストランにも当面は行かない方がよさそうだ。

夜、子供が隣に遊びに行きたいといってきた。大家さんの家にいったときに借りてきたライフルのオモチャを手に持っていたから、「バンバンを置いていくなら、いいよ」というと不満そうな顔。かなり経ってから「バンバン、おいていく」というから、ドアを開け、隣に行かせた。しばらくして帰ってきて「ドア、あけて」というからドアを開けると、さっと部屋に入ってきて、置いてあったライフルのオモチャを取って、すぐに隣に走っていってしまった。悪知恵が働くようになってきたようだ。