from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

最近の上海の家は、日本でも急速に普及しているフローリングが多い。アメリカの家庭のように、絨毯を敷いている家はまだ見たことがない。

日本よりかなり安く手にはいるのかどうか分からないけど、フローリングには割といい木材が使われている。日本のように合板だったり、ビニール張りだったりはしない。

寝るのは、もちろんベッドだ。ベッドルームは日本に比べて広めだけど、ベッドが大きいから、使えるスペースはそれほど広くない。畳の部屋を作っている家もあるが、そこは寝室ではなさそうだ。

外見はともかく、家の中はかなりキレイにしている。入り口で靴を脱いで、部屋に入るときはスリッパに履き替える家がほとんどだ。

ところが、靴を脱ぐ場所がない家がほとんどだ。日本だと玄関を入ると土間があって、そこで靴を脱いでから部屋に上がるが、中国ではこの玄関口の土間がない。

玄関の外で靴を脱いで、フローリングの部屋に入り、スリッパに履き替える。客用の靴置き場がない。脱いだ靴は、玄関の外に置いておくか、部屋に入って扉の近くの玄関マットの上などにおく。建屋の入り口に扉があるマンションでは、玄関の外に靴を置いておいても平気のようだ。