from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

「生誕110周年 奥田元宋と日展の巨匠」展を観に行った

6時半に目が醒め、もうちょっと思い寝たら、7時半過ぎに。

テレビを見ながら、パンとバナナと牛乳で朝ご飯。

今日は山種美術館の特別展「生誕110周年 奥田元宋日展の巨匠 ―福田平八郎から東山魁夷へ―」を観に行くことにし、10時を予約した。

洗濯物を干し、うちを出たのは9時過ぎ。恵比寿駅に着いたのは10時頃。Googleマップを頼りに山種美術館に向かった。ちょっと遠回りになって、美術館に着いたのは10時20分過ぎだった。

展示室が小さく展示数も39と少なかった。観てる人も5人ぐらい。奥田元宋の絵で良かったのは、やはり奥入瀬(秋)と奥入瀬(春)。

f:id:samso:20220531224447j:image
この「山澗雨趣」だけ撮影可能だった。
f:id:samso:20220531224449j:image

30分ぐらいで見終って、館内のカフェで、和菓子とお茶で休憩。

f:id:samso:20220531224700j:image

11時半過ぎに美術館を出て、ネットでレストランを探したら、すぐ近くにイタリアンレストランがあって、行ってみた。店内に人がいて声をかけると、予約のみだと言うので、今から予約できるか聞くと、12時半なら予約できると。予約して、近所をうろうろ。

「白根記念渋谷区郷土博物館・文学館」というのがあって、入ってみた。2階の博物館に行ってみると、ナウマンゾウの化石の展示から。江戸時代に人口が増加し、飲料水の不足を補うため、多摩川の水を運ぶ玉川上水を「承応2(1653)年に庄右衛門、清右衛門兄弟を工事請負人として、羽村から四谷大木戸まで(約43km)の区間をわずか約8か月で開削」したとあった。地下2階の文学館に行くと、国木田独歩が渋谷に住んでいたと。田山花袋与謝野鉄幹・晶子、大岡昇平三島由紀夫などの名前もあった。

f:id:samso:20220531224648j:image
f:id:samso:20220531224634j:image
f:id:samso:20220531224638j:image
f:id:samso:20220531224644j:image

12時25分頃に店に戻ると、客はいなかった。ランチはパスタセットだけで、パスタは2種類から選択。ホタテとブロッコリーとナスのトマトソースを選択した。サラダが出てきて、添えられていたミニトマトがすごく美味しかったで、そういうと山梨の建築業者から買っていると。他に客がいなかったので、料理中に続けて話しかけることができた。イタリアに行かれたことがあるかと聞くと、フィレンツェに1年いたと。私が近所に住んでいるのかと聞かれたので、練馬区で住んでいるが今日は山種美術館に来たと返事。パスタが出来て食べてると、常連客らしい老女が来られて、その老女とシェフの話をしばらく聞いた。美術の話になってパリに行ったことがあって、オランジュリー美術館の話になって、話に参加。それからしばらく3人で美術やら仏像の話。店を出たのは2時過ぎだった。

f:id:samso:20220531224733j:image
f:id:samso:20220531224730j:image
f:id:samso:20220531224736j:image
f:id:samso:20220531224739j:image

渋谷駅まで歩いて行って、山手線の電車に乗った。うちに帰ってきたのは4時前だった。疲れたのでしばらく寝た。起きて、図書館に行ってからスーパーで買い物をして帰ると、息子が帰ってきていた。

タン塩焼きと韮マン焼きを作り、イカの揚げ物を出して、夕飯。