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子育ての日々の断片を書き綴る

まさか

毎日新聞東日本大震災:セシウム汚染牛 肩落とす農家 稲わらへの通知「聞いてない」

福島県浅川町の畜産農家で肉牛の放射性セシウム汚染が発覚し、政府は原子力災害対策特別措置法に基づく県全域での肉牛出荷停止の検討を始めた。福島第1原発事故以来、風評被害に苦しんできた県内約4000戸の畜産農家は、一層苦悩を深めている。
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この畜産農家に稲わらを納入したのは、同県白河市の稲作農家で作る有機農業を目指す組合だった。畜産農家から出る堆肥(たいひ)と、家畜の餌となる稲わらを交換することで、循環型の農業経営を試みてきた。この団体の幹部は15日、毎日新聞の取材に「外に保管していた稲わらは売らないようにとの通知は聞いていなかった。まさか白河市放射線が出るとは思っていなかった」と話した。