http://jp.wsj.com「よみがえる原発事故の記憶─チェルノブイリの被災者」
チェルノブイリ原発事故による死者数と長期的な健康被害に関しては議論が絶えない。救助隊員を中心とした約30人が事故直後に死亡。2005年には国連機関が放射線被ばくによる最終的な死亡者数を約4000人とする調査結果を発表した。
しかし、他の非政府組織や科学者は、国連が汚染地域住民への健康影響を無視または過小評価したとしてさらに高い死亡者数を主張しており、中には100万人もの死者が出るとする報告もある。
地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)から
「今起こっている問題」
・東電の機能不全
-トップに原子力の専門家がいない
-メーカを出入り業者とする体質
-現場任せ
・政府の司令塔不在
-非常時対組織を持たない経産省(原発推進)
-専門知識のない保安院(天下り、おかざり組織)“レベル5”?!
-東電内に司令塔を置く非常識さ
-エキスパートがバラバラに意見
-長期展望の欠如
-対外コミュニケーション機能不在(CNN/BBCが代行)
・NHKなどのマスコミ:プラントを知らない“解説者・学者”
・国民の不安と不信増大→心理の萎縮→経済低迷「今後のステップ」
・非常手段で注水・冷却 数日間
(“蝉のしょん便”はNG→国際的な笑いもの)
・安定した手段で注水・冷却 3-5年
・建家全体をテントのようなもので覆う 3か月後
・クレーンなどの修復/設置 〜5年後までに
・冷却プールから燃料を搬出・海路陸奥へ(数千本)
・核分裂物質の除去(できるだけ)
・コンクリートで永久封6年後?
・汚染地域の縮小後半永久的に立ち入り禁止区域とする