from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

銀杏匂う

samso2010-10-18

夜中に息子が「かゆい」「あつい」と大きな声を上げ、起こされた。5時半に目が覚めた。
朝ごはんを食べ終わり、息子を起こしに行くと、ハダカで布団を被って寝ていた。何回か起こして、7時頃ようやく起きた。
息子と妻が出かけたあと、8時過ぎにうちを出た。晴れていて、上着なしでちょうどいい気温だった。
歩いて出張先に向かう途中、イチョウの木の下近くで信号待ちしていると、ぷう〜んと匂いが立ち上がってきた。潰れた銀杏の実がいくつか路面にへばりついていた。見上げたイチョウの木の葉っぱはまだ黄色くなっていなかった。
6時過ぎに帰宅すると、サッカーゲーム盤を部屋の真中に置いたまま、息子はテレビを見ていた。
二人で夕飯を食べていると、妻が帰ってきた。食べ終わった息子に妻が宿題を早くやるように言うがぐずぐず。
宿題をようやく終えた息子が「サッカーやろう」としつこく言うので、ちょっとだけサッカーゲームに付き合った。

妻と息子が中国のことで言い争いになり、息子が泣いた。学校で中国をバカにするようなことを友だちに言われているよう。
息子は泣きながら、散歩に出た妻について行った。
30分ほどでうちに戻ってきたときには、ケロっとしていたが、謝る気配はなかった。