from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

スキーは楽しい

samso2010-03-28

足の筋肉が突っ張るし、部屋の温度がちょっと低くてよく眠れなかった。起きたのは7時頃。息子が先に起きてテレビを見ていた。7時半過ぎに朝食ができたと放送が入った。着替えて食堂に行くと、昨日いた女性二人の一組だけが食事をしていた。朝食は、冷えてしまったスクランブルエッグ、ハム、シャケ、煮物に、納豆と味付け海苔。椅子に座るとご飯と味噌汁が運ばれてきた。息子は手をつけない。「食べないと滑れないよ」と何回も。納豆をご飯のうえに載せるとようやく箸を動かした。少ししか食べないので、今度は海苔をご飯のうえに置いた。海苔でご飯をつまんで食べた。味噌汁は半分ほど食べた。スクランブルエッグを食べさせると吐いた。嫌いなバター味だったからだ。見ていたロッヂのおばさんが「食べられないものばっかりで悪かったね」と。
食事が終わると、乾燥室に置いておいた息子の下着とスキーズボンを取りに行った。完全に乾いていた。スキーウェアに着替え、荷物を持ってフロントへ。チェックアウトの手続きは特にないようだった。荷物をフロント横のスペースに置かせてもらい、乾燥室に行ってスキー靴を履き、スキー板とストックを持って、外に出た。息子はスキー板を持つとまだふらふら。「もてない」と泣き言を言った。

昨日と同じゲレンデに着いた。天気は薄曇りで、夜に雪が降ったようで、スキーの跡がなかった。息子は、スキー靴をスキー板に付けるのに少し慣れたようだった。9時15分過ぎまでカニ歩きとハの字で滑ることを練習させた。風がなく、すぐに汗をかいた。
 
9時半過ぎに蔵王ベースセンターに行って、息子のためにスキースクールを申し込んだ。スキースクールは嫌がっていたが、渋々従った。4時間券(3400円)と息子の一日券(こどもの日サービスで1000円)を買って、外に出た。スクールの集合場所に息子を連れて行き、指導員の方に息子を預けた。「じゃあねぇ」と行って息子と別れ、スカイケーブルに乗りに行った。
標高1277mの中央高原駅に着いた。中央ゲレンデに行くために、リフトに乗った。中央ゲレンデの途中までしか行けないリフトで一旦滑って降り、ゲレンデの下でまたリフトに乗って、ゲレンデの一番上まで行った。
 
中央ゲレンデの雪はまあまあだった。2回ほど滑って、高鳥コースを通って、下まで降りた。
 
 
息子たちが練習していて、ストックなしで列になって滑り降りていた。声を掛けると、「たのしい」。
 
安心してまたスカイケーブルに乗って上のゲレンデに行った。上のゲレンデで何回か滑って降りてくると12時前だった。
 
息子たちのスクールはすでに終わっていた。「リフトにのってすべった。おひるなしでもっとすべりたい」。自信が持てたようだった。トイレに行ってから、すぐにペアのリフトに乗りに行った。リフトを降りるときが心配だったが、ちゃんと降りた。3回滑って、「みじかい」と言うのでクワッドのリフトに乗った。2倍の距離。ゲレンデに出て滑って行くと中級者用の斜面。すぐに息子が転んだ。スキー靴をスキー板に付けられず、靴で斜面が緩やかなところまで滑らせた。「怖かった?」「こわくなかった」。また短いペアリフトにした。リフトを降りたあと息子が目の前で転んだ。それを見ていてリフトを降りるタイミングが遅れ、飛び降りたらすぐに止まれず、息子の上を滑って転んだ。なかなか立てずにいると係の人が来て、危ないとビンディングを外しに来た。
1時半まで滑って、ゲレンデ途中のレストラン「デァ・ヴェルテ」に入った。息子はクラッシュビーフカレー、私はタラコとキノコのパスタ。それとショコラケーキ。パスタは美味しかった。息子のカレーも美味しいようだった。店を出て、滑ってベースセンターに行き、キーカードを返却してから、ロッヂに戻った。
 
 
スキーとストックとスキー靴を帰して、フロントへ。部屋の鍵を返していないと言われ、スキーウェアをチェックすると鍵が出てきた。鍵を返し、荷物を持って風呂場へ。お風呂に入って、スキーウェアを返しに行った。これから帰ると伝えると、車でバスターミナルまで送ってくれると。
3時頃、バスターミナルに着いた。バスの発車は5時20分だった。「おなかすいた」。残っていたパンを食べさせた。3時15分にバスに乗った。4時過ぎに山形駅に到着。1本早い新幹線に乗れないかと思い、みどりの窓口に行ってみたが、満席だった。新幹線の発車まで1時間近くあったので、駅ビルに入った。息子はベイゴマをみつけ、ねだった。夕飯を食べることにした。息子はまたカレー、私は海鮮丼。カレーはちょっと辛かったので、少し残した。
 

5時前に新幹線ホームに。すでに乗車可能だった。5時5分発車。iPhoneの電池残量が少なくなっているのを見て、充電器をロッヂの部屋に忘れたことに気がついた。新幹線が動き出してからうとうと。8時前に東京駅到着。「降りるよ」と息子に声を掛け、ホームに降り、息子を待ったが出てこない。反対側のドアから出たようだった。見に行ったがいなかった。エスカレーターを降り、改札口に向かうと泣きそうな顔をしてやってきた。
9時前にうちに着くと、二家族が来ていて賑やかだった。息子はすぐにベイブレード。みんなは9時半過ぎに帰って行った。息子は10時過ぎに寝た。