保坂展人のどこどこ日記『「普天間」「沖縄」が頭から離れない』。
大浦湾海上に辺野古新基地を建設したいという計画は、1966年の米海軍時代から温められてきたものだ。水深の深い大浦湾に基地をつくれば、航空母艦の着岸も可能となる。住宅密集地の普天間には持てない弾薬庫も建設することが出来る。さらには、垂直離発着機MV22オスプレイの配備も可能で、近くにあるゲリラ戦対応の北部訓練場には同機が降り立つヘリポートが建設されようとしている。そして、基地建設費は日本側の負担で出来る。その金額は、アメリカ会計検査院の試算で1兆円を超える大規模なものになる。
- 軍港
- 弾薬庫
- オスプレイ
- 訓練場
- 建設費
このすべての条件を満たす場所は、そうそうないだろう。しかし、問題は、このすべての条件を歴代自民党政権は巧妙にカモフラージュしてきたということだ。はっきり言って、普天間基地を使用しているヘリ部隊だけを移すのであれば、候補地はいくらでもある。