from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

自民党の再生

河野太郎ごまめの歯ぎしり「両院議員総会」から。

両院議員総会
最初に指名され、総裁選挙の立候補に必要な推薦人を十人に引き下げるよう動議を出す。
(細田幹事長曰く、これまで両院議員総会で、動議を出して採決になったことはなかったそうだ。そういう前例を作ったね、ということらしい。そういえば、野中幹事長の時は、今日動議を出せるのは昨日までに登録をしたものだけ、という都合の良いインチキがまかりとおっていた。)
本当は推薦人など不要だと思っているが、とりあえず十人ということにしておいたのだが、驚いたことに動議に賛成した議員が十数人しかいなかった。ショック。
前回の総裁選挙でも、候補者が親分集に頭を下げて推薦人を借りていた。だから派閥や長老が跋扈しない総裁選挙をやろうとしたら推薦人の数は減らした方がいいに決まっている。
二十人の推薦人を集めるのはもの凄く大変だが、十人ならばハードルはその分低くなり、立候補できる数が増える。新しいスターを出そうとするならば、なるべく多くの候補者を出して国民に直接訴えることができるようにするべきだ。
だから僕は、この動議は通ると思っていた。
世代交代とか派閥支配やベテランの支配を打ち破るというならば、推薦人の数引き下げは当然のはずなのだが...。
結構、自民党の再生は大変かもしれない。