from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

まったく懲りない息子だった

ムラサキクンシラン

朝の支度を終えて、帰り時刻を書くために学童クラブの連絡帳をランドセルから取り出すと、「昨日は大きなトンボをつかまえて、みんなの注目の○○くんでした。虫の季節になりましたね」。
出がけ前に「学童の傘、まだ持って行ってないじゃん。今日は絶対に持って行って!」。「ハ〜イ。いってらっしゃい」。
外は曇りだったが、今日は晴れそうだった。最高気温27℃。
6時前にうちに帰ると、床の上に鉛筆が落ちていて拾い上げると食卓の上には筆箱が。あんなに言った学童クラブの傘もまだあった。
息子が帰ってきたのは、6時20分過ぎ。「昨日、今日は6時10分までに帰ってくるって言ったよね」「あそんでない」「正直に言ってごらん。遊んでたんでしょ」「SくんとNくんと3ふんだけあそんだ。それでさきにかえってきた」「やっぱりねぇ。約束守れなかったね」「すぐにかえってきただよ」「もういいよ。筆箱持っていかなかった」「あさ、ママがはやくっていそがせたんだよ」「何回も言ったのに傘も忘れたね」「・・・」「もう言い訳はいいんだよ。こういうときどうするんだよ」「ごめんなさい」。
夕飯の支度を始めるが何もしない。「チャレンジ終わったの?」「まだ」「じゃあ、やって」。チャレンジの算数をやり始めた。「わかんない」「何が?」「どういういみかわかんない」。文章問題の意味が理解できないようだった。説明するとようやく書き始めた。しばらくしてまた「わかんない」。
「夕飯出来た。食べよう」「チャレンジおわらせる」。食べ始めてもチャレンジをやっていた。7時15分頃ようやく「できた!」。野菜をたっぷり入れた豚汁はイヤだと言っていたが、放っておいたら全部平らげた。「美味しかった?」「おいしくなかった」。「デザートたべたい」。妻が買っておいたメロンを切った。
昨日届いたチャレンジを出した。「きょうはあけるだけにする」と言ってビニール袋を開けた。結局、おもしろそうなものは見始めると止められなくなり、ずっーと見ていた。
「そろそろシャワー浴びて寝て」「ママまってる」「ママは遅いから、さあ早く」「イヤだ」。妻が帰ってきた10時頃まで起きていた。