from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

映画「ウォーリー」を見に行った

samso2008-12-13

起きたのは7時半。息子たちも起きた。しばらくしてS君のママから電話があり、すぐにS君を迎えに来た。
朝ごはんを食べ、9時過ぎに息子を整骨院に連れて行った。普通の民家のような整骨院だった。ドアを開けると誰もいなかった。しばらく待っていると、受付の窓が開いて、おばあちゃんが顔を出した。診察券を出すと何も言わず、窓を閉めた。待合室のベンチに座って待っていると、治療室からおばあちゃんが出てきて、またしばらく経っておじいちゃんが出てきて、名前を呼ばれた。
治療室に入ると、息子はベッドに座らされた。柔道整復師さんが包帯を解くと、まだ膝付近が腫れているようだった。「お聞きになったと思いますが、靭帯が少し損傷しているようです」。テーピングをしてもらっていたが、赤く腫れていたため、炎症を抑える薬を塗って、膝を曲がりにくくするように包帯を巻いて、治療が終わった。月曜日にもう一度連れてくるように言われた。
外に出ると、晴れ間が広がっていて、気温が少し上がっていた。灯油のポリ容器を持ってきていたので、ガソリンスタンドに向かった。ガソリンスタンドに着いて、灯油の価格を見ると、18リットル「1400円」だったのが「1265円」に。レギュラーガソリンの価格はもう105円だというのに、わずかしか下がっていない。ポリ容器の蓋が割れていて、自転車を漕ぎ出すと、前かごに入れてポリ容器から灯油が漏れた。後ろを振り向くと、灯油の道ができていた。
年末年始のごみ収集に関するチラシが郵便受けに入っていたので、前から処分したかったスーツケース2つと子供用自転車を粗大ごみとして出すことにした。クリーンセンターに電話すると11時半までに持ち込めば、50kgまで千円で受け付けてくれると。息子に自転車を持っていくように言って、スーツケース2つを持ってうちを出た。息子は自転車に乗ってクリーンセンターまで着いてきた。
クリーンセンターに行くと、事務所で受け付けていると看板に書いてあり、建物の周りをぐるりと回った。事務所に行くと、受付の方がほかの人の粗大ごみの受付をやっておられた。言われたように受付用紙に粗大ごみの内容と住所を書き、千円を支払った。受付票をもらい、指定の場所に移動。がらんとした建物の中に入っていくと、作業をしていた人が声をかけてきた。近づいてきた人に受付票とスーツケースと自転車を渡して完了。
うちに戻って、しばらくして野球の練習の格好をしたS君がやってきた。S君ママもやってきて、お昼の用意。5人でお昼を食べ終わると、S君は野球の練習に行った。S君ママが帰ってから、息子に「ウォーリー、見に行く?」と聞くと、「いかない」。「ママもでかけるから留守番することになるよ」と言うと渋々「いく」。
KDDIの通信機器を宅配するためにコンビニに持って行ってから、バスに乗ったため、吉祥寺に着いたのは2時。予告は始まっていたが、まだ前の席が空いていると言われ、映画館に入った。2本ほど、予告を見るだけで、「ウォーリー」が始まった。息子は「つまんない」と言いながらも最初は見ていた。ウォーリーがガラクタをキューブに圧縮する仕事を続けながら、気に入って拾ってきたモノに囲まれ、生活している様子が映し出される。ウォーリーは、持ち物のテレビで人間たちがダンスをするビデオを見ていつか自分も誰かと手をつなぎたいと願う。ゴキブリのような虫が現れる。植物を見つける。
ウォーリーが働くエリアに宇宙船が降り立ち、一体のロボットが残される。ロボットはスキャン光を出し、周りのモノを探査する。そんなロボットにウォーリーは興味を抱き、近づく。やがてウォーリーは、そのロボットとダンスをすることを夢見る。そのあたりで、寝てしまった。気がつくと、ウォーリーとロボットのイヴがもう宇宙に飛び出したあとのようで、クリーンな工場のような場所にいた。そこからは予告ではまったく出てこなかったシーンが展開される。息子はまた「つまんない」と言い、寝てしまった。ウォーリーがいた場所は、巨大な宇宙船の中だった。人間が出てくるが、大人も赤ちゃんのよう。そこから「2001年 宇宙の旅」のような展開。面白くなってきたので、息子を起こした。単なるファンタジームービーだと思って見に行ったが、アメリカ人の生活を揶揄する映画だった。アメリカ人には笑えない映画だ。

映画が終わったのは4時過ぎ。そろそろプレゼントを考えなきゃと思い、本屋に行った。子どもの本のコーナーでいろいろ見てみたが、これっというものは見つからなかった。息子は、「恐竜のおりがみ」本を見つけ、ねだった。

本屋を出て、折り紙を買うため、ユザワヤに行った。折り紙を買った後、4Bの鉛筆を買わないといけないことを思い出した。学校で書き初めが始まっていて、5日まで4Bの鉛筆2本を用意するようにと「すくすく」プリントに書いてあるのを見過ごしていて、担任の先生に連絡ノートに書かれていた。
ビデオレンタル屋に寄るために三鷹駅まで行った。「WISH TREEに何か書く?」と息子に聞くと「かく」。すごく悩んだ末、「キンテツのバットとなんしきポールがほしい」と葉っぱに書いた。

ビデオレンタル屋に行き、ビデオを2本借り、カードを更新した。妻がカレー屋で待っていると言うので、歩いてカレー屋に向かった。息子はときどき走った。聞くと痛いと言うが、足はもう大丈夫なようだ。
カレー屋に着くと、息子は「カレーはいらない。ナンだけでいい」。妻は辛い豆カレー、私は普通の辛さのキーマカレーキーマカレーを息子に勧めると「おいしい」。
うちに戻って、息子用に借りた「DUMA」を見た。父と少年が道に迷い出たチーターの子どもと暮らすことになった家族の話。チーターが大好きな息子は興味津々で見ていたが、チーターを元いた場所に戻そうと少年が旅を続ける途中、チーターが罠にはまったあたりで「もうみない」。「何で?」と聞くと泣き出した。なだめると妻に抱っこのまま見だした。
ビデオを見終わったあと、息子が学校から借りてきた「かいけつゾロリ」を途中まで読み、寝かせた。起きるのが面倒になり、そのまま寝てしまった。