from上海to東京

子育ての日々の断片を書き綴る

海遊館に行った

samso2008-06-21

朝起きると雨だった。天気予報では土日は梅雨らしくしっかり雨が降るということだった。
寝たのが遅かったのに息子は6時半に起きてきた。昨日痛めたらしい足首あたりがまだ痛いという。「今日、大阪に行くのやめる?」「いく」「じゃあ、がんばって」「いたい」。
妻が起きてきて、「腫れてるよ。医者に連れて行った方がいいんじゃない?」「それじゃ出発が遅くなるよ」。息子は片足で歩いて、「いたい、いたい」。「行くのやめるよ」「いく」。
「この服着て、この半ズボン履いて!」「これいやだ」「何で!」。結局、入学式で履いた半ズボンは嫌だと言って履かなかった。
8時にうちを出る予定だったが、8時20分頃ようやく出られた。以外にも雨は上がっていた。息子は普通に歩いてバス停に向かった。足はまったく痛まないようだった。
9時20分頃、東京駅に着いた。9時33分発の新大阪行きの新幹線「ひかり」の自由席に乗った。東京駅では空いていたが、小田原駅ではほぼ満席になった。西に向かっても雨は降ってこなかった。
持ってきたお菓子をしっか食べているのに、息子は「おなかすいた。サンドイッチがたべたい」「もうすぐ着くから待って!」「おなかすいた」。停車駅で後から来る「のぞみ」に何本も抜かされ、新大阪に着いたのは12時半だった。新幹線の改札を出て、目に入ったラーメン屋に入った。「そば、たべたい」「ラーメンでいい」「つけめんがいい」。つけ麺はなく、冷やし中華とチャーシュ麺を頼んだ。息子は「まずい」と言って、大して食べなかった。
JRの在来線で大阪駅まで行き、梅田駅から地下鉄に乗って、ホテルの最寄の駅「中ふ頭」へ。妻が「ここにホテルがあるの?」と言った。駅から外を見ると殺風景だった。
13時45分にハイアット・リージェンシー・オオサカに着いた。チェックインは14時からだったが受け付けてくれ、16階の部屋に案内された。カーテンを開けると、高層ビルと海が見えたが、あまりいい景色ではなかった。
ちょっと休憩して、まだ疲れが取れないという妻を置いて、息子と海遊館に行くことにした。「おなかすいた」「海遊館に行ってから」「マクドナルドでたべたい」。ATCに行くと大道芸をやっていて、しばらく見てから、「トレードセンター前」から電車に乗った。「大阪港」駅で降り、海遊館に向かう。「あっ、マック」。仕方なくマックに入って、ハッピーセットを頼んだ。「オモチャは?」「これ」。ピカチュを選んだ。ハンバーガーとポテトをしっかり食べた。
海遊館に着いたのは15時半だった。すっかり忘れていたが、海遊館付近の景色を見て、この前大阪に来たときもここに来たことを思い出した。「観覧車にも乗ったね」と言うと「おもいだした」。4年前で息子はまだ2歳半だったはず。
カイツブリ、カワウソ、ラッコ、アザラシ、イルカ、ペンギン、イグアナ、ワニ、フラミンゴ、ナマケモノ等を見た後、ジンベイザメやマンタがいる大水槽へ。ジンベイザメはちょっと小ぶりなのが2匹いた。蛸、太刀魚、タカハシガ二、マンボ、くらげなどを見て、お土産売り場に行くと、「ママにおみやげかいたい」。




海遊館を出て、隣のサントリーミュージアムIMAXシアターで「ダイナソー・アライブ!3D」というのをやっているとあったので、見に行ったが、上映が18時からだったので諦めた。
また「のどがかわいた、おなかすいた」と息子。駅に向かう途中でクレープを買うが、「まずい」と言ってほとんど残した。
18時半に大阪駅に着いた。知り合いのTさんと会うまでまだ時間があったので、阪神百貨店に入って、8階のタイガース・グッズ売り場に行った。息子は、「ユニフォームがほしい」「ぼうしがほしい」「サインボールがほしい」と言ったが無視。職場のお土産に「いか焼き煎餅」を買った。
19時前にホテルグランビアの19階のなにわ食彩「しずく」へ。Tさんはまだ来られていなかった。ちょうど19時頃、Tさん夫婦が来られた。息子にと、色鉛筆と花火と笹もちをくださった。妻はしばらくしてやってきた。息子はお腹が痛いと言っていたが、好きな焼肉や刺身が出るとしっかり食べた。息子は満腹になると、もらった色鉛筆でイルカと太刀魚を描いた。

21時まで楽しく過ごして、Tさんご夫婦と別れた。
ホテルに戻ったのは22時前だった。